Webメディアに掲載する記事を書いてお金を受け取るお仕事「Webライター」。在宅で仕事ができるうえに未経験でも取り組みやすいことから、コロナ禍で急激に人気が高まった副業のひとつです! PLAN-Bが発表した「令和時代の大人のなりたい職業ランキング」のアンケート調査では、なんと医者や公務員を押さえてWebライターが1位を獲得しています。
コロナ禍でインターネット活用の重要性がより高まったいま、Webライターの需要は以前より高まっています。しかしそれと同時にWebライターを志す人も増えていて、競争が激しくなっていることも事実です。そんなWebライターという仕事は、果たして未経験でも副業で稼げるものなのでしょうか?
【ポイント】結論、Webライターはかなりおすすめな副業の1つです!初心者向けの案件が多くて始めやすいこと、独学しやすいこと、将来性があることなどが主な理由です。
ただし、バイト感覚でなんとなく始めても稼げるほど甘くもないため、仕事内容や最低限のスキル、効率的な仕事の取り方などを知っておくことが大切です。
今回は、未経験から副業でWebライターを始める場合の「リアルな収入」を解説するとともに、稼げる副業ライターになるための「戦略」や「具体的な始め方」などを解説いたします。
最大手美容室チェーンで売上.指名共に1位を獲得し独立するものの猛烈な赤字でスタート。マーケティングを学び駆使した後、圧倒的な黒字化の仕組みを構築。サロン経営者にコンテンツセールスやコンサルをスタート。3年で複業月収8桁を達成。600名以上が登録する無料オンラインサロン(MAKE TIME)や、”ロイヤル顧客リピートで満席の仕組み”を構築できる実践型のオンラインサロンを運営。コンサルタントとして50件以上のサロンを年商800万~3000万以上UPさせた実績を持つ。現在ではサロンのロイヤルリピート経営の仕組み化や、複業のサポートコンサルを継続中。
副業Webライターの収入のリアル ── 副業なら月3〜5万円程度が収入の目安!
Webライターは、Webメディアの運営会社や個人ブロガー、あるいはWebメディアの運営代行会社などと契約して、メディアに掲載する記事原稿を執筆する職業です。どこかの企業に社員やアルバイトとして所属する場合もありますが、個人事業主(フリーランス)として働き、業務委託契約で仕事を請け負うのが一般的です。
どんな原稿を執筆するかは多岐に渡り、たとえば次のようなものがあります。
- この記事のように、何かのテーマについて解説する記事
- 「おすすめ日焼け止め10選」のような商品紹介記事
- 最新技術や芸能系などのニュース記事
- 「【FP監修】少額から始める資産運用のやり方」のような専門記事
- お店やスポットを訪れて執筆する取材・体験レポート記事
- 企業や著名人へのインタビュー記事
- SNSでバズりそうなことを考えて執筆する企画記事
- LGTBQ+や発達障害などに関する体験レポート
- 何かのテーマへの深い洞察や自分の考えを綴るエッセイやコラム
このようにWebライターの仕事にはさまざまなものがあり、求められる文章や内容のレベルもメディアによって全然違います。そしてそれは、仕事の報酬にも反映されます。
Webライターの報酬は1記事1,000円以下から10万円以上までと幅広い!!
Webライターを目指すならまず知っておきたいのは、報酬形態です。Webライターの仕事は、「時給」や「月給」ではなく「成果報酬」が一般的です。
【ポイント】Webライターの仕事は「1文字いくら(=文字単価)」とか「1記事いくら(=記事単価)」で決められるため、書けば書いた分だけ報酬が貰えます。しかし逆にいえば、納品する記事が少なければ収入も少なくなってしまいます。
Webライターの報酬は1記事1,000円程度のものから10万円を超えるものまで、かなり幅が広いです。専門性が高い内容だったり、特別な体験談であったり、インタビューや取材が必要だったりするものは高単価ですが、誰でも書けるような記事だと1記事1万円以下が大半、安いものだと1,000円以下という場合もあります。
さらには未経験だと1記事書くのにも時間がかかってしまいますので、Webライターを始めたばかりの頃は思っているより稼げないことが多いのも事実です。
未経験から始めても月3〜5万円程度の副業収入は十分目指せる!
Webライターの仕事は「始めのうちは稼げない」「アルバイト感覚で稼げるほど甘くはない!」と書きましたが、月3〜5万円程度の副業収入を目指すのがめちゃくちゃ難しいわけでもないです。
【ポイント】Webライターに求められるものを理解して、多少のスキル・知識を身につけ、適切な案件選びができれば、アルバイトをするよりも効率よく月3〜5万円程度は稼げるようになります。
ある程度の勉強・スキルアップは必要になりますが、未経験者歓迎・初心者向けの仕事も多くて実践しながら学べるのがWebライターの良いところです。最初のうちは「スキルアップの期間」だと思って、向上心持って勉強しながら続けていけば〝それなりにちゃんと稼げる副業Webライター〟には問題なくなれるでしょう。
Webライターの仕事内容と流れ
一般的なWebライターの仕事の流れを簡単にまとめると、次のようになります(※ 取材等がない場合)。
- クライアントと契約して案件を受注する
- クライアントからどんな記事を書くのかの指示をもらう
- 記事を書くためのリサーチをする
- クライアントの意向に沿って記事を執筆する
- 納品して、クライアントにOKを貰えたら納品完了
まずは、ライター募集がたくさん集まっている「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトに登録して案件を受注するのが一般的です。
【クラウドソーシングとは?】クラウドソーシングサイトとは、インターネットを通して「業務を委託したい人」と「受注したい人」をつなぐマッチングサイトです。つまり、クラウドソーシングサイトには、さまざまな企業や個人事業主が「この作業を〇〇円でやってくれる方いませんか?」と募集を出しているわけです。
クラウドソーシング等で仕事を受注できたら、クライアントからメディアや担当記事の詳細を聞いて、それに沿って記事を作成します。色々なWebページや本などを参考に必要な情報をリサーチして、原稿を期限内に書き上げます。
記事が完成したらクライアントに提出して、OKが貰えたら1記事終了。契約に応じて報酬が発生するわけです。
始めて1〜3ヶ月くらいはなかなか稼げない ── 初月は月1万円を切ることも……
そんなWebライターの仕事ですが、未経験者が始めた場合、慣れてくるまでは全然稼げないことも少なくありません。なぜかというと、未経験では
- そもそも仕事が取れない
- 取れても仕事の単価が安い
- リサーチや執筆にすごく時間がかかってしまう
- 納品しても修正が多くなってしまう
なんてことが多いからです。スピーディーに執筆できるようになり、継続依頼も増えて執筆に専念できるようになってくるまでは収入が増えてこないのです。
「スキル」や「専門性」を身につければ月10万円以上の副業収入や本業として独立も可能!!
最初のうちはなかなか稼げず苦労することも多いWebライターの仕事ですが、Webライターは「稼げない職業」ではありません。むしろ、ちゃんとスキルをつければ独立起業できるくらい稼げる仕事なんです!!
【ポイント】慣れてくればリサーチや執筆のコツもわかってスピーディーに納品できるようになりますし、スキルアップすれば単価も上がります。「文字単価1円」程度の案件をスピーディーに書けるくらいになれば時給制のアルバイトよりは稼げるようになりますし、もっと単価が上がればかなり効率よく稼げます。
初心者向け案件では「文字単価0.5〜1円」くらいの仕事が多いですが、学びながら継続していけば、文字単価0.5円だったのが1円に、1円だったのが2〜3円にとランクアップしていけます。しかも、独学しやすいのがWebライターの良いところです。
さらに、Webライターとしてのスキルを身につけたり、詳しく書ける「専門分野」を身につけたり、あるいはスピードを極めたりすれば、副業で月20〜60時間程度の稼働時間でも月10万円以上を実現できます。
このように「継続力」さえあれば月3〜5万円程度の副業収入は誰でも狙えますし、努力次第でそれ以上も見えてくる、Webライターは始めやすいうえに夢もある副業なのです!!
レベル別・作業量別の一覧表で早わかり!! Webライターの稼げる月収目安
Webライターの収入は「単価」×「作業量」によって決まります。なので、単価アップを狙いつつ、スピードを早めていけば稼げるようになるわけですね!
【ポイント】ライター初心者〜中級者の場合、ほとんどの案件が「文字単価(1文字あたりいくら)」の仕事です。未経験者なら、まずは「文字単価1円の継続案件」を目指すのが一般的です。
これも踏まえて、具体的にどのくらいの月収イメージになるのか、単価と作業量別に一覧表を作ってみましたので、まずはこちらをご覧ください!(※ 表は右にスクロールできます!)
スキルレベル | 単価と執筆スピードの目安 | 稼働時間 | 月収目安 |
---|---|---|---|
初心者 | 文字単価0.5〜1円 300〜1,000文字/h | 月20h | 3,000〜20,000円 |
月40h | 9,000〜40,000円 | ||
月60h | 15,000〜60,000円 | ||
一般 | 文字単価1〜2円 1,000〜1,500文字/h | 月20h | 20,000〜60,000円 |
月40h | 40,000〜120,000円 | ||
月60h | 60,000〜180,000円 | ||
中級 | (専門型) 文字単価3〜5円 500〜1,500文字/h (スピード型) 文字単価1〜3円 1,500〜2,500文字/h | 月20h | 30,000〜150,000円 |
月40h | 60,000〜300,000円 | ||
月60h | 90,000〜450,000円 |
これを踏まえて、収入目安をさらに詳しく解説していきます。
文字単価1円までの目安は0〜3ヶ月程度。その頃にはバイトレベルには稼げるようになる!
未経験者がクラウドソーシングで案件を探す場合、多くの場合は文字単価0.5〜0.8円くらいの案件からスタートになるかと思います。まずは文字単価1円を目指しましょう!
文字単価1円に到達するのはそこまで難しくありません。文字単価1円の基準としては、
- Webライティングに関する最低限の基礎知識がある
- 案件応募時の提案文をきちんと書ける
- 納期をちゃんと守れる
- 円滑なコミュニケーションが取れる
くらいで十分です。応募数を増やせばたいてい2〜3ヶ月程度で取れてきますし、運次第ではいきなり取れる場合もあります。
文字単価1円が取れれば、あと大事なのは作業効率(スピード)です。リサーチ時間も考えたうえで、平均で1時間に1,000文字以上書けるくらいを目指したいですね!
ここまできたら、あとは続けていくだけです。慣れてきてさらに執筆速度が上がったり、より高単価な案件を取れてきます。そうなればどんどん効率よく稼げるようになってくるのです!
最初のうちは、スピードアップが収入アップのカギ!!
最初のうちに大事なのは、文字単価以上に執筆スピードと作業時間です。表を見てわかる通り、執筆スピードが早くて作業時間が十分に取れるなら、多少文字単価は安くてもガンガン稼げるんです!
【ポイント】執筆スピードは、人によってかなり差が出ます。タイピング自体のスピードももちろん関係しますし、何よりも「リサーチをいかに効率よく行えるか」が速度アップのポイントです。また、案件自体の難易度によってもスピードは変わります。
趣味や本業に関係するものなど、自分が始めから知識のある分野の案件を選ぶと、リサーチ時間を短縮できて稼ぎやすいですよ。
副業Webライターで月5万円稼げるようになるには? ── 5ステップの始め方
副業Webライターで月5万円を目指すにはどうすればいいのか、その具体的な始め方を現役の本業Webライターさんと話し合い、5ステップでまとめてみました! 次の通りです!
- Webライティングの基礎中の基礎を学ぶ【目安 : 1〜3日】
- クラウドソーシングで何か仕事を受注して「実績」を増やす【目安 : 2〜4週間】
- 文字単価1円の継続案件獲得を目指す【目安 : 1〜3ヶ月】
- 作業効率・執筆スピード向上で、平均1時間1,000文字を目指す【目安 : 1〜6ヶ月】
- スキルや専門性を磨いて、単価やスピードの向上を目指す【目安 : 満足する収入に到達するまで!】
【ステップ①】Webライティングの基礎中の基礎を学ぶ【目安 : 1〜3日】
案件に応募する前に、まずはWebライターの基本スキル「Webライティング」について基本的なことだけでも知っておくといいですね!
【ポイント】Webライティングで求められるのは、小説家のような美しい文章、知性溢れる文章、面白い文章ではありません。自分らしい文章でもありません。「読みやすくてわかりやすい文章を書くこと」です。
また、多くの場合はGoogleのアルゴリズムに評価される文章を書くことも求められます。(※ これを「SEO対策」と言います。詳しく後述します!)
(※ エッセイ記事や体験談、バズを狙った企画記事など、美しい文体や自分らしさ、面白さなどが求められる仕事もありますが、初心者が受注するのはかなり難しいので最初は考えなくてOKです)
「わかりやすくて読みやすい記事」を書くにはどうすればいいのか、またGoogleに評価されるにはどうすればいいのか。基本的な部分だけでも知っておくとスムーズにWebライターとして活動を始められますので、まずはWebライティングに関する初心者向けの本を1冊読んでみるか、ネットで下調べして基礎中の基礎だけでも事前に学んでおくのがおすすめです。
【メモ】なお、ここで次のステップに進む前に、学んだことを活かしてブログやnoteで2〜3記事書いておくとなお良しです! 学んだことを実践で練習できるうえに、ステップ②で案件に申し込むときに「未経験ですが、Webライティングについての知識は多少あります。参考までに、こちらのブログ記事をお読みいただければ嬉しく思います」などと一言添えて添付しておけば、実績代わりになりますよ^^!
【ステップ②】クラウドソーシングで何か仕事を受注して「実績」を増やす【目安 : 2〜4週間】
「Webライティングってなに?」「Webライターに求められていることってなに?」などと言った基礎中の基礎に答えられるようになったら、クラウドソーシングサービスに登録して案件を探してみましょう! ライター向けのクラウドソーシングとしては、以下のようなサービスがあります。どれも無料で登録できます。
ランサーズ、クラウドワークスはどちらも大手クラウドソーシングですので、ライター向け案件も多くおすすめです。どちらを選んでもそこまで変わらないので好きな方でいいのですが、どちらか一方を使い続けるのがおすすめです!
【ポイント】ランサーズやクラウドワークスでは「受注数」「プロジェクトの完了率」「クライアントからの評価」などが実績として積み重なっていきます。
実績が多く、完了率や評価に問題がなければ応募した案件の受注成功確率がアップしたり、クライアント側からのオファーが来るようになったりするので、どちらかに絞って実績を積み重ねた方が得なのです!
最初の数件は文字単価0.5〜0.8円などでも良いのでまずは簡単そうなもの(文字数の少ないもの)を受注して実績を積み、2〜3件の実績を作ってから文字単価1〜2円の案件にチャレンジすると良いですね!
【ステップ③】文字単価1円の継続案件獲得を目指す【目安 : 1〜3ヶ月】
次のステップは、文字単価1円以上で継続案件を獲得することです。納品した記事に問題がなければ、継続的な依頼をくれるクライアントもたくさんいます。あるいは、ある程度自信がつけば、クラウドソーシングを離れてライター募集をしているWebメディアに直接連絡してみるのも良いでしょう。
とりあえずは文字単価1円以上の継続案件を2〜3件程度つかめれば、副業ライターとしてやっていけるラインまで到達できたと考えて良いでしょう。
【ステップ④】作業効率・執筆スピード向上で、平均1時間1,000文字を目指す【目安 : 1〜6ヶ月】
ここまでできたら、あとは実力を磨いていくだけです。まず目指したいのは作業効率や執筆スピードを高め、時給換算で1,000円上にすることです!
【ポイント】イメージとしては、リサーチなど執筆以外の作業をしている時間を執筆時間の3/4以下に納め、執筆中のスピードを1時間2,000文字くらいを目標にすると良いでしょう。
たとえば1記事4,000文字の案件なら執筆時間は2時間、リサーチなど全部含めて3時間半以内に終わらせるイメージです。文字単価1円だとしたら、これで時給換算で1,142円です。
このスピード感があれば、月40〜60時間くらいの副業時間で月5万円前後は稼げるようになるはずです。
【ステップ⑤】スキルや専門性を磨いて、単価やスピードの向上を目指す【目安 : 満足する収入に到達するまで!】
さらに収益性を上げるには、ライターとしてのスキルを高めたり、専門分野をつくったりして、単価を上げていく必要があります。具体的には、
- 興味ある分野を受注し続けて詳しくなる
- 人よりも詳しいことを活かす(趣味、留学経験 など)
- 持っている資格を活かす(看護師、FP、宅建士 など)
などの選択肢があります。特に、FPやTOIEC高得点、看護師、宅建士、美容師、薬剤師、税理士、弁護士などの特別な資格を持っている場合、有資格者限定の案件を申し込めば高単価を掴みやすいのでおすすめです。
専門分野ができるとより深い記事が書けるだけでなく、リサーチ時間も短縮されてスピーディーに執筆できますし、オファーを受けることも増えます。ぜひ何かひとつでも「自分の武器となる専門分野」を作ってみましょう!
Webライターを始める前に!! 知っておきたい3つの大事なポイント
未経験から副業Webライターとして月5万円以上を稼ぐまでのステップを解説しましたが、実際のところ「何も考えずにただステップ通りやるだけ」では思ったようには単価は上がってきません。そこでここでは、稼げるWebライターになるためのポイントを3点ご紹介いたします!
① Webライターで稼ぐには「自分の仕事が生み出す価値」を知ることが大切!
Webライターとして請け負う記事は、自分のブログとは違います。そのため、基本的に〝自分の好きなように書いてOK〟な仕事ではないことがほとんどです。
【ポイント】Webライターの仕事は「記事を通してクライアントの売上に貢献すること」です。クライアントを稼がせてあげるから、その売上の中から自分にもお金が貰えるイメージですね!
したがって、Webライターにはクライアントの意図や目的を理解して、その意図に沿って記事を書くことが求められます。記事を通して狙い通りの価値を読者さんに届け、その先にある「クライアントの売上」に貢献する必要があるのです!
記事から直接広告収益を発生させる、商品を売る、集客に繋ぐなどが目的の場合もありますが、目的がわかりにくい場合もあります。
たとえば「メディアのファンを獲得して、長期的な売上を伸ばす」「読者に満足してもらって、SNSなどにシェアしてもらう」「メルマガ登録者を増やす」などですね。
そのため、1記事1記事自分が担当する記事の目的を考えることが大切ですね^^!
正直に言うとそこまで考えていないライターさんが多いですし、そこまで考えなくてもライターの仕事はできます。でもだからこそ、この点を理解してライター業に取り組めば周りと差がつき、稼げるライターになれるわけです!!
「自分の仕事がクライアントにどんな価値を生み出しているのか?」を常に意識すること、それがライターとしての価値を高める(=高単価案件を獲得する)1番のポイントです。
② SEOやWebライティングのスキル・知識を身につけよう!
前項の通り、Webライターに求められる仕事は「記事を通して読者に価値を届ける」こと、そして「クライアントの売上に貢献する」ことです。そのために必要となる、Webライターの基礎スキルである「SEO」と「Webライティング」です!
SEO(検索エンジン最適化)とは「Google検索で上位を取る」ためのスキル!
先ほど「記事の目的を理解することが重要」と書きましたが、多くの場合「クライアントのメディアをGoogle検索でより上位に表示させること」が主な目的です。そこで重要となるのがSEOのスキルや知識です。
【ポイント】SEOとは「Serch Engine Organization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。簡単に言えば、Google検索のランキングが決まる仕組みを理解して、ランキング上位に入れるように工夫することを言います。
SEOも奥が深くて色々あるんですが、Webライターとしてとりあえずは「SEO ≒ どんな記事を書けば検索上位に入れるのか ≒ どんな記事が読者に喜ばれるのか」と理解しておけばOKです。
Webに最適化して「読みやすくわかりやすい記事」を書けるスキルも重要!
「Webライターの始め方5ステップ」でも触れた通り、WebライティングはWebライターにとって最も重要な基礎スキルです。「読みやすくてわかりやすい文章を書くこと」がその一番大事なポイントと書きましたが、もう少し詳しく解説しておきます。
【ポイント】Web記事の一番大きな特徴は「読者の〝文章を読みたい〟というモチベーションが低い」ことです。
本や雑誌などの紙媒体の場合、読者は「この本を読みたい!」と思って手に取っていますよね。しかし、Google検索する読者は「どの記事を読めば欲しい情報が見つかるかな?」と考えながら、欲しい情報を探して記事を読みに来ます。つまり「文章が読みたい」のではなく「情報が欲しい」だけなのです!
そんな特徴を踏まえた文章術が「Webライティング」です。少しでも「読みにくい」とか「わかりにくい」とか感じれば、読者さんはすぐに離脱して別のサイトに移動してしまいます。それを防ぐために「PREP法」という文章術を使ったり、漢字とひらがなのバランスを考えたり、改行の位置を工夫したりするのです。
たとえばこの記事は「副業 webライター 収入」などのキーワードで検索上位を目指しており、そのようなキーワードで検索する人が持っている「Webライターって副業でもほんとに稼げるの?」という疑問に答えることを目的に据えています。そのうえで、そんな読者の興味関心が薄れないように気をつけながら、読者が求める情報を想像して執筆しているのです。まさにこれがWebライティングです。
もしあなたがこの記事を一番上からここまで読んでくれたのなら、それはこの記事のWebライティングが狙い通りうまくいったということです。
Webライティングも語り始めると何十記事にもなってしまうので、詳しくはまた別の記事に譲りますね!
③ Webライターの仕事は意外と孤独。Twitter等で繋がりをつくると続けやすい!
Webライターはパソコン1台あれば自宅いつでも自分のペースで仕事ができるのが魅力ですが、同時にそれは孤独感に苛まれやすいというデメリットにもなります。
Webライターの仕事は、取材などがなければ仕事の獲得から納品まで、すべてテキストのやりとりのみで完結できるものです。そのため「一緒に働いている人」を感じにくく、同僚との会話などもありません。家族や友達と毎日会話できるような環境ならまだ良いですが、一人暮らしの人などはひと言も言葉を発さずに1日を終えるようなこともあります。そんな生活をしていると、次第に精神的に参ってしまう人も少なくないのです。
【ポイント】Webライターをするなら、Twitterなどでライター仲間との繋がりを持つのがおすすめです。他のライターさんがどのような仕事や生活を送っているのか知れますし、Webライターとしての有益な情報を教えてもらえることもあります。
普段から仲良くしているライター仲間がネット上にでもいれば、何かあったときに相談できますし、孤独感もかなり薄れます。
ここまでに解説した通り、Webライターは始めからは稼ぎにくく、稼げるライターになるためには継続することが何より重要です。そのためにも、一緒にがんばる副業ライター仲間を見つけてみると良いですね!
副業Webライターに関する気になるQ&A
最後に、副業でWebライターを始めてみたいという人から頻繁に寄せられる質問にまとめてお答えしましょう!
Q. Webライターはパソコンがないとダメですか?スマホだけではできないですか?
A. パソコンが必須です。タブレットでも厳しいです。
Webライターの仕事では、基本的にどんなクライアントも応募者はパソコンを持っているものとして話を進めるのが当たり前です。WordやExcelなど(GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート)などの使用が必須のことも多く、スマホやタブレットではかなり使いにくいです。また、パソコンでしか開けないファイルが送られてくることもあります。
それ以前に、スマホ1台ではどう考えても作業効率的に稼ぐのは不可能です。中級者以上の人はディスプレイを2つ並べて作業したり、高級キーボードを買ったりするくらい、作業効率は重要です。スマホだけでWebライターになるのは無理だと思っておきましょう。
Q. Webライターに必要な資格や取ったほうがいい資格ってありますか?
A. 特にないです。
Webライターに必須資格はありません。一応「Webライター検定」などの認定試験はありますが、取ったところでそれほど大きな意味はありません。
逆に、もし持っていたら役に立つのはFP2級や簿記2級の資格、あるいは看護師や保育士、薬剤師、行政書士などの免許などです。このような資格・免許を持っている人限定の仕事もあり、そのような案件は高単価(文字単価3〜5円など)に設定されているものなので、もし持っているのなら活用すると良いでしょう。
Q. 国語は苦手だったんだけど、Webライターになれますか?
A. 大丈夫です!なれます!
正直言って、学生時代の国語の成績とWebライターの仕事はそれほど関係しません。ずっと「5」を取っていた人でもあまり稼げない場合もありますし、苦手だったけどガンガン稼いでいる人もいます。
もちろん、最低限の国語力は必要ですが、それはやっているうちにすぐ身に付きます。なので国語力・文章力はそれほど気にする必要ないのです。
Q. Webライターに向いてる人はどんな人ですか?
A. 知らないことを調べたり勉強したりするのが好きな人、などですね!
何度もお伝えしている通り、Webライターとして稼げるようになるには「継続すること」が最も大切です。だからある意味、一番重要なのは「Webライターの仕事を楽しめる」ことなのです。
Webライターの仕事は「文章を書くこと」ばかりをイメージしがちですが、実際には「文章を書くためのリサーチ」にもかなり多くの時間を割く必要があります。記事として「正しく価値のある」情報を書くためには、リサーチが欠かせないのです。
そのため、知らないことを調べたり勉強したりするのが好きな人はとてもWebライターに向いています。それに加えて、以下のような人もWebライターに向いていますね。
- 人に何かを教えるのが上手い人(または好きな人)
- 凝り性な人、何かのマニアな人
- 文章を書くのが好きな人
- 基本的なPC操作ができる人
Q. Webライターのスクールやセミナーの受講はおすすめですか?
A. いきなりはおすすめしません。
未経験者・初心者のうちにスクールやセミナーに課金するのはおすすめしません。理由は3つあります。
第一の理由に、Webライターの仕事は十分に独学できることが挙げられます。WebライティングやSEO出会ったり、ライターとしての働き方だったりの本は書店にたくさん売っています。インターネット上にも有益な情報がたくさんあります。実際に現在活動しているライターさんもほとんどの人は独学ですので、いきなりスクールやセミナーに通う必要はないのです。
第二の理由としては、ちょっと厳しい言い方になってしまいますが、そのくらいは独学できなければWebライターは向いていないからです。1つ前の質問への回答でも書いた通り、Webライターの仕事は「リサーチ力」がとても重要です。その点を考えても、自分で必要な情報を調べて理解できる力がなければ、Webライターとして稼いでいくのは厳しいと言わざるを得ません。
そして第三の理由が、未経験ではスクールやセミナーの良し悪しを判断できないことです。コロナ禍によってライターを志す人が急増したいま、実は初心者ライターを狙ったビジネスが増えているのです。その中には高額でありながら中身の薄い、詐欺のようなものもあります。どんなスクール・セミナーが本当に良いのか自分で判断できないレベルでは騙されてしまうリスクもありますので、安易に高いお金を払うのはおすすめしません。
【まとめ】Webライターは誰でも始めやすくて未経験の人にもおすすめな副業!
コロナ禍を受けて人気が高まっている副業のひとつ「Webライター」は、楽に稼げる仕事ではありませんが、未経験でも始めやすいうえに将来性もある、おすすめの副業です。ちゃんとやれば月3〜5万円程度の副業収入を得るのはそれほど難しくないですし、専門分野を身につけるなどの工夫をすれば月10万円以上の副業収入も目指せます。興味があるなら、ぜひやってみて欲しい副業ですね!
これからの時代、Webライターなどの副業で「稼げるスキル」を身につける重要性はどんどん高くなってきます。能力のある人とない人の収入格差は広がっていますし、正社員であれば安定の時代でもなくなっています。そんな中でも何か「スキル」を持っている人はそれだけ自分の市場価値が高まり、選べる選択肢が増えてきます。転職や独立に活かすこともできます。
「個の時代」と言われる令和の現代で勝ち抜くためにも、ぜひWebライターを始めてみてください。 当ブログでは、副業Webライターに役立つ情報をたくさん発信していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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