現代の働き方の一つとして注目されている副業。会社勤めで生活を安定させながらも、
- 新たな職種・業界への挑戦
- スキルや経験の向上
- 個人としての実績の蓄積
- やりたいことや自分らしい働き方の実現
などを目指す足掛かりになるため、転職や独立を目指す方はもちろん、そうでなくとも「もっと自分らしく生きたい」と願うあなたには、ぜひとも「いますぐ始めよう!」と声を大にしたい働き方です。
ただ、「どんな副業を選ぶべきか?」はかなり重要です。おすすめの副業をネットで調べてみれば、以下のようなものが「稼げる人気の副業」であることがすぐにわかるでしょう。
- Webライター
- Webデザイナー
- プログラマー
- アフィリエイト
- ブログ
- YouTube
- スキル販売
- 情報コンテンツ販売
- せどり
でも、断言します。もしあなたが副業を始めるつもりなら、一般的におすすめとされている副業ランキングから「何となくで選ぶ」「稼げそうだから始める」というのはやめるべきです。たとえ稼げている人が多い人気の副業だとしても、あなたも稼げるとは限らないのです!
副業には「興味」「強み」「戦略」が大切です。副業では、本業や私生活の間を縫い、限られた時間を使って稼がなければなりません。当然、体力やエネルギーの面でも負担がかかります。そのため、何かしらの理由でモチベーションを保っていかないと、継続することすら簡単ではないでしょう。
しかも、稼げると人気の副業であれば、ライバルもたくさんいます。その中で自分もしっかり稼げるようになるには、周りと比べて何かしらの面で「一流になる」または「差別化する」必要があります。
「副業を始めたものの、結局稼げずに辞めてしまった……。」
そんなことにならないためには、自分の「興味」と「強み」を掛け合わせつつ、「戦略的」に副業をしていくことが大切なのです!
この記事では「ひとりひとりに合わせた副業の選び方」を解説するとともに、副業選びの参考にしたいおすすめの副業をランキング形式で解説します。ぜひ自分に合った副業を探してみてくださいね!
最大手美容室チェーンで売上.指名共に1位を獲得し独立するものの猛烈な赤字でスタート。マーケティングを学び駆使した後、圧倒的な黒字化の仕組みを構築。サロン経営者にコンテンツセールスやコンサルをスタート。3年で複業月収8桁を達成。600名以上が登録する無料オンラインサロン(MAKE TIME)や、”ロイヤル顧客リピートで満席の仕組み”を構築できる実践型のオンラインサロンを運営。コンサルタントとして50件以上のサロンを年商800万~3000万以上UPさせた実績を持つ。現在ではサロンのロイヤルリピート経営の仕組み化や、複業のサポートコンサルを継続中。
- 【おすすめの副業とは?】本当に稼げる副業とは「自分に合った副業」である ── 副業への正しい取り組み方と選び方
- 【副業ランキング】おすすめの副業TOP7 : 強みを活かして収入を増やせる副業7選(+α)
- 【1位】Webライター : ライティングが学べるうえに、クラウドソーシングですぐに稼ぎ始められる
- 【2位】特化アフィリエイトサイト運営 : 自分だけの強みを活かして育てれば、継続収入を見込める「資産」になる
- 【3位】YouTube : 時流に合っているうえに自分の強みを活かしやすい
- 【4位】スキル販売 : Webデザインやイラストなどの「持っているスキル」を直接活かす
- 【5位】ブログ運営 : 興味を深掘りして「AIには書けない生身の情報」を発信できればチャンスあり
- 【6位】LP制作受注特化型Webデザイナー :「Webデザイン×マーケティング」の強みの掛け算で差別化できる!
- 【7位】情報コンテンツ販売 : 自分の専門知識や経験を活かした教材を販売する
- 【その他のおすすめ副業】稼げる副業はまだまだたくさんある!
- 副業を始める際の注意点 : 知っておくべきリスクと対処法
- 【まとめ】誰でも稼げるおすすめ副業なんてない ── 自分に合った副業で戦略的に未来を広げよう!
【おすすめの副業とは?】本当に稼げる副業とは「自分に合った副業」である ── 副業への正しい取り組み方と選び方
まずは結論から。自分にとって最適な副業を選ぶには、
「”興味”を持って取り組めて、自分の”強み”が活かせて、なおかつ十分な”需要”と”単価”が見込めるものを選ぶ」
ことが大切です。つまりどういうことか? それに、実際どうすれば良いのか? 順を追って説明しましょう。
まず大前提として「時間を売るだけの副業」はしない ── 副業は「やりがい」や「未来投資」のために行う
本題に入る前に、大前提となる考え方を解説します。副業では「自分の時間をお金に変えるだけ」をやめることが何より重要です。つまり、お金以外に得るものがない副業はしないということです。
時間をお金に変えるだけの副業とは、たとえば次のようなものです。
- コンビニや飲食チェーンなどでのアルバイト
- 派遣バイト
- UberEats配達員
- ポイントサイト(ポイ活)
- アンケートモニター
- データ入力作業
- 梱包などの内職業務
- せどり
これらの仕事を続けていても、何かキャリアアップに役立つスキルが得られたり、心からやりがいを感じたり、未来の収入が増えたり、自分らしい働き方に繋がったりはしないことはわかると思います。せいぜい、月の収入が数万円増えるくらいです。これらの副業をいくら続けたところで、自分を取り巻く状況は何も変わらないのです。
むしろ、自分の時間を売るだけの副業を長く続けていると、心身を休めるひとときや睡眠時間が減ったり、新たなインプットが減ったり、人と会う時間が取れなくなったりなど、マイナス面が目立ってきます。ただでさえ本業があるのに、そのような仕事を副業でまでやる必要はないのです。
時間労働の副業も「一時的な利用」なら一考の余地あり
先ほど挙げた例の中にも、「現在の総収入を増やしたい」という目的を達成するだけなら悪くない選択肢もあります。単発の派遣バイトなら比較的時給が良いものもありますし、データ入力作業なら自宅にいながら家事や育児の合間を縫って取り組めます。
このような時間労働は、「やりたい副業の開始資金に充てるため」などといった具体的な目的のために、一時的に利用するのには向いています。即金性が高くて働けば働いただけお金になるので、期間を決めて一気に取り組み、必要資金をサクッと貯めてしまいましょう。
これで副業に取り組むうえでの大前提となる考え方が解説できたので、次は「自分に合っている副業」を選ぶ方法をご紹介します。
自分に合っている副業とは「興味」を持って取り組めて「強み」が活かせる副業である
見出しの通り、自分に合っている副業とは、あなたの「興味」と「強み」が重なったところにあります。
強みとは、何も「英語が話せる」とか「プログラミングができる」とか「マーケティングスキルを持っている」などといった小難しいものである必要はありません。人からよく聞かれることや頼られること、熱中するあまり知識を蓄えてしまった趣味、他の人は持っていない自分だけの経験など、あらゆるものが強みになり得ます。
そして「興味」も大切です。興味がなければ、副業を続けるモチベーションが下がってしまうでしょう。そして何より、「興味を持っていること」は最大の強みです。というのも、興味を持って継続的に取り組んだことは、いつしか本当の強みに変わるからです。
とは言っても、すでに持っている強みを活かさないことには最初の足掛かりがなくなってしまうため、まずは「強み」と「興味」が重なることを副業にするのをおすすめします。
ただし、ここでひとつ大事な注意点があります。それは、「強み」と「興味」が重なることであっても、必ずしも「稼げる副業」になるわけではないということです。
稼げる副業を選ぶには「求める人の数」と「単価」を知ることも大切
稼げる副業を選ぶには、あなたの興味や強みだけではなく
- それを求める人がどれだけいるのか?
- それにどれだけのお金を支払いたいと思うのか?
という視点も持つ必要があります。つまり、需要と単価です。
求める人の数は、副業をするうえで非常に重要な要素です。ブログやYouTubeなどといった発信系の副業ならわかりやすいですが、需要がある分野ほど受け取り手が多くなるため、収益を上げやすくなります。これはどんな副業にも言えることで、Webライターだろうとイラストレーターだろうと、需要があるテーマを強みとできれば、より稼ぎやすくなるわけです。
また、単価も大切な要素です。お金に繋がりにくいジャンル・テーマというものもあります。たとえばハンドメイド雑貨の製作販売などは、クオリティがかなり高いか巧みなマーケティングを仕掛けるかしない限り、それで稼ぐのは難しいでしょう。また、健康系テーマの個人ブログなども、Googleの意向から検索上位に載りにくいため、収益化は難しいでしょう。
とはいえ、一般的には需要がある分野であれば単価も高くなりやすい傾向があるため、「”需要”があるジャンルの中で”興味・強み”を活かしてテーマを絞り、他者と差別化して”高単価”を狙う」のが副業で稼ぐ基本戦略です。
結論、副業では「何をやるか(職種)」だけでなく「どうやるか(戦略)」まで決めるのが大切
ここまでの話をまとめます。副業選びで大切なのは、「WHAT(何をやるか?)」だけでなく「HOW(どうやるか?)」まで考えるということです。つまり、こういうことです。
ダメな例 | 良い例 |
---|---|
副業でNotionについてのブログをやろう! | Notionのノウハウや活用方法をマニアックに解説するブログをやって、特典付きの有料note販売につなげて稼ごう! |
Webライターの副業で稼ごう! | 現役看護師というポジションを上手く活用して、医療系や看護系を専門とするWebライターの副業をやろう! |
趣味のイラストを使って、ココナラで似顔絵サービスやろう! | Webライターやブロガーなど、Web系の仕事をしている女性をメインターゲットにして、アイコンに使いたくなるような似顔絵サービスをやりたいな。 まずは同じテイスト、同じ色づかいでいろんな有名人の似顔絵を描いてインスタグラムに上げて、Twitterを使ってWeb系フリーランスの女性と交流しよう! |
Webライター、ブログ、YouTube、スキル販売、イラストレーター、ECサイト運営などといった「WHAT」の部分は、自分が持っている(または身につけたい)スキルや進みたいキャリアからある程度自動的に決まってくることが多いはずです。
そこですぐに始めるのではなくて、もう一歩踏み込んで「HOW」を考えましょう。「興味・強み」と「需要・単価感」をもとにテーマを絞り、上手く差別化して集客や高単価化の仕組みをつくることが大切なのです。
【副業ランキング】おすすめの副業TOP7 : 強みを活かして収入を増やせる副業7選(+α)
前章で解説した副業の基本戦略の通り、「自分の興味と強み × 需要と単価」をもとにしてどんな副業をするのか考えてみましょう。ただ、そうは言っても、ベースとなる仕事の選択肢(WHATの例)をある程度知っておかないことには考えにくいのも確かかと思います。
そこでこの章では、ぼくがおすすめしたい副業TOP7をご紹介いたします。さらに、その他のおすすめ副業やいま旬の稼げる副業なども最後にまとめて解説しますので、ぜひチェックしてみてください!
ランク | 内容 | 解説 |
---|---|---|
1位 | Webライター | ライティングが学べるうえに、クラウドソーシングですぐに稼ぎ始められる |
2位 | 特化アフィリエイトサイト運営 | 自分だけの強みを活かして育てれば、継続収入が見込める「資産」になる |
3位 | YouTube | 時流に合っているうえに自分の強みを活かしやすい |
4位 | スキル販売 | Webデザインやイラストなどの「持っているスキル」を直接活かせる |
5位 | ブログ | 興味を深掘りして「AIには書けない生身の情報」を発信できればチャンスあり |
6位 | LP制作特化型Webデザイナー | 「Webデザイン×マーケティング」の強みの掛け算で差別化できる! |
7位 | 情報コンテンツ販売 | 自分の専門知識や経験を活かした教材を販売する |
では、順番に解説していきます。
【1位】Webライター : ライティングが学べるうえに、クラウドソーシングですぐに稼ぎ始められる
Webライターは、さまざまなWebサイトに掲載する記事を書く仕事です。サイト運営者から直接依頼を受ける場合もあれば、運営代行をしているWeb制作会社から依頼される場合もあります。どちらにせよ、依頼主の指示をもとに、与えられたテーマで記事を執筆するのがWebライターの役割です。
書く内容は「転職で失敗しないための3つの方法」などといったノウハウ記事であったり、「敏感肌におすすめの化粧水10選」のようなランキング記事であったり、著名人や会社経営者へのインタビュー記事であったりと多岐に渡ります。
Webライターは、仕事内容や単価にかなりの幅があるのも大きな特徴です。自分で記事テーマの企画から考える案件や、取材・インタビューが必要な案件はもちろん高単価ですし、専門的な知識や経験、資格を必要とするテーマも狙い目です。本業での経験など自分の強みを上手く活かせば、副業ライターでも高単価案件を獲得しやすくなります。
【2位】特化アフィリエイトサイト運営 : 自分だけの強みを活かして育てれば、継続収入を見込める「資産」になる
アフィリエイトとは、WebページやSNS、メールなどで商品やサービスを紹介し、その紹介によって発生した成果(たとえば商品の購入や会員登録など)に対して報酬が発生するビジネスモデルです。このアフィリエイトを利用して稼げるWebサイトをつくり出し、長期的な収入源を得るのがこのビジネスの狙いです。
自分の興味や実体験、専門知識などの強みを活かして、特定分野に特化した「超マニアックな専門サイト」「めちゃくちゃわかりやすいし信頼できるWebサイト」を作り出せば、その分野に関する商品やサービスを紹介してアフィリエイト紹介料が狙えます。
アフィリエイトで大切なのは、どれだけサイト内に実体験のリアルな情報を詰め込むかです。実際に商品やサービスを利用したうえでその感想などを写真付きで記事にすれば、記事の信頼性やおもしろさが何倍にもなります。するとサイトのファンになってくれる読者が現れ、紹介した商品が売れるようになるのです。
【3位】YouTube : 時流に合っているうえに自分の強みを活かしやすい
YouTubeは、動画をアップロードして視聴者に見てもらうことで、広告収入やスポンサー収入などを得ることができるビジネスモデルです。最近では、YouTuberが活躍することで注目されるようになりましたね。
とはいえ、何も有名YouTuberのように面白いドッキリ企画や検証動画などをやる必要はありません。自分が得意なことや詳しいことを動画にして、誰かの役に立てば良いのです。たとえば、
- 仕事効率2倍!? ビジネスで役立つExcel活用術
- 本業と副業を両立! 気分も上がるスケジュール帳活用術
- これはほんと食べて欲しい!めちゃくちゃ旨い俺流ナポリタンの作り方
なんてコンテンツが考えられます。自分自身も楽しんで取り組めるテーマを選んで、定期的に投稿しながらSNSでファンと交流していくのが大切です。
【4位】スキル販売 : Webデザインやイラストなどの「持っているスキル」を直接活かす
スキル販売とは、自分が持っているスキルをフル活用して、Webサイトやアプリのデザイン、ロゴデザイン、イラスト作成、翻訳などを請け負ったり、オンラインでコンサルやレッスンをしたりするビジネスモデルです。以下のようなスキルシェアサービスを利用するのが一般的です。
スキルシェアサービスに出品するだけでなく、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用して自分から案件に応募することもできます。また、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用して顧客を集めるのも大切です。
【5位】ブログ運営 : 興味を深掘りして「AIには書けない生身の情報」を発信できればチャンスあり
インターネット上に文章を無料公開するブログですが、ブログに広告やアフィリエイトのリンクを貼ったり、スポンサーからの直広告をもらったり、あるいは自分の商品をブログを通して商品を販売したりといった方法で収益化することができます。
ブログで収益化を狙うには、当然たくさんの人にブログを読んでもらう必要があります。重要なのは、自分が情熱を持ち、知識が豊富で、実体験のあるトピックを選び、AIでは書けない「人間らしい文章」「読みたくなる記事」を書くことです。読者が「役に立つ」「面白い」と感じる価値あるコンテンツを提供することで、忠実なファンを築くことができ、収益につながるのです。
しかしながら、ブログを収益化するにはかなりの時間を要し、数ヶ月から数年かかることもあります。忍耐力や粘り強さ、そして価値あるコンテンツを作ろうという熱意が必要ですが、SNSを通じて読者やブログ仲間との交流が生まれるようになれば、継続するモチベーションになるでしょう。
業界内で知名度がついてくれば、広告収入だけでなくセミナー講師や出版、有料コンテンツ販売などといったビジネスにつながってくることもあり得ます。育てたブログは「資産」になりますので、長い目でみて続けていくことが大切です。
【6位】LP制作受注特化型Webデザイナー :「Webデザイン×マーケティング」の強みの掛け算で差別化できる!
Webデザイナーの中でも、LP制作に特化すると少ない時間の中でも効率よく稼ぎやすいため、より副業向きです。LP(ランディングページ)とは、通販などで使われる製品・サービスの販売ページのことです。LPは単に商品情報や購入方法が閲覧できれば良いわけではなく、顧客の心に響き、購買意欲が高まるようなキャッチコピー・文章・写真・デザインが求められます。そのため、優れたLPの設計・制作にはデザインだけでなくマーケティングやライティングの知識も必要となるため、LP制作への特化は普通のWebデザイナーとの差別化になるのです!
LP制作はWebサイト全体の設計・デザイン制作と比べれば労力もかなり小さくて済むうえ、高単価案件も獲得しやすいので、副業としても魅力的な選択肢の一つとなります!
【7位】情報コンテンツ販売 : 自分の専門知識や経験を活かした教材を販売する
情報コンテンツ販売は、自分が持っている専門知識や経験を生かして、電子書籍や動画教材、有料noteなどの教材を制作し、販売するビジネスモデルです。自分が得意な分野や、本業で培ったスキルを活かした教材を作成することで、副業として収入を得ることができます。
情報コンテンツ販売の魅力は、一度コンテンツを作成してしまえば、販売にかかるコストがほとんどかからない点です。また、インターネット上での販売が可能なため、日本中(英語コンテンツなら世界中!)から顧客を集めることができます。教材の価格は数百円から数万円まで幅広く、自分の専門分野や経験に合わせて価格を設定することができます。
たとえば「店舗ビジネスのマーケティング」などをテーマにしてもいいですし、「Notionを使ったタスク管理システムの作り方」などでも構いません。とにかく大事なのは、「お金を払ってでも読みたい!」と思ってもらうことです。ただ情報コンテンツを作って販売するのではなく、noteやブログ、YouTubeなどで無料で見られるコンテンツを配信して、「もっと知りたい!」「この人の情報ならお金を払いたい!」と思ってもらうことが大切です。自分の強みや専門分野を活かして、顧客に価値ある教材を提供しましょう。
【その他のおすすめ副業】稼げる副業はまだまだたくさんある!
紹介したトップ6の他にも、次のような副業は強みや戦略次第で上手く生きやすく、おすすめできる選択肢です。
Webデザイナー、プログラマー、オンライン講師(コンサル)、ECサイト運営、LINEスタンプ販売、オンラインサロン運営、etc.
これらの副業をする場合でも、やはり大事なのは「HOW」の部分、つまり戦略です。先ほど紹介したLP特化型のWebデザイナーのように、Webデザイナーという副業をするにしても、「YouTubeのアイキャッチ作成特化」「ブログ等に差し入れる図解作成に特化」などとテーマを区切れば、また違った戦略が生まれ、集客しやすくなりますし高効率化や高単価化を目指せます。自分に合った副業を考え抜きましょう!
【番外編①】稼げると密かに話題沸騰中!クラウドファンディングを利用した海外商品の販売代行ビジネス
実はいま、クラウドファンディングを利用した海外商品の販売代行ビジネスが密かに注目を集めています。どんなビジネスかというと、次のような流れです。
- 中国などの海外クラウドファンディングで成功した商品をリサーチ
- 日本でも流行りそうな商品をピックアップ
- 販売元に連絡を取って日本での独占販売代行権を取得
- 日本でクラウドファンディングを実施
- クラウドファンディングで売れた分だけ仕入れして出荷
海外での成功実績が既にある商品を扱うため、日本でのクラウドファンディング成功も十分に見込めます。そしてこのビジネスの何よりの魅力は、クラウドファンディングの仕組み上予約を受けてから商品を仕入れれば問題ないため、低リスクにビジネスを始められることです。
さらには、一度成功したあとは自分のウェブサイトやオンラインショップで継続的に販売することもできるので、持続的なビジネスにもなり得ます。
海外との取引が必要なため外国語をある程度扱える必要があることや、クラウドファンディングやマーケティング、プロモーションなどの知識を要するためにややハードルが上がりますが、勉強量に対するリターンは十分に見込めます。えいっと一歩踏み出してみるのもおすすめです。
【番外編②】十分な資金があるなら投資(株式, Fx, 不動産, 仮想通貨)もおすすめ!
ある程度の資金がある人に限りますが、十分な元手があるなら投資もお金を増やすにはおすすめの副業だと言えます。
投資は、株式、Fx、不動産、仮想通貨など、さまざまな形態があります。投資には当然リスクもありますが、大勝ちは狙わず「負けにくい投資」を積み重ねることで、リスクを最小限に抑えられます。ハイリスク・ハイリターンな投資はせず、年利7~10%くらいを目指して運用していきましょう。
副業を始める際の注意点 : 知っておくべきリスクと対処法
ここまで副業の選び方やおすすめの副業についてご紹介してきましたが、副業にはリスクや注意点もあります。起こり得るトラブルを事前に知っておけば、対策できますし、いざトラブルになっても冷静な対処が可能です。
ということで、最後に副業を始める前に知っておきたい注意点とその対処法をまとめておきましょう。
① 大前提として怪しいネット副業や高額なセミナーなどには飛びつかない
インターネット上には、副業を紹介するサイトやアプリがたくさんありますが、その中には詐欺まがいのものや、実際には稼げないものも紛れています。特に、初心者の方は手軽さにつられて高額なセミナーに参加したり、怪しいネット副業に手を出してしまうことが多いため、十分に注意しましょう!
こうしたトラブルを避けるためには、信頼できる情報源から情報を得ることが大切です。また、実際に稼げている人の意見や体験談を参考にすることも重要です。自分がやりたいと思った副業について、よく調べてから始めるようにしましょう。
② 副業を始める前に本業の就業規則は必ず確認する
副業を始める際には、会社の就業規則を必ずチェックしましょう。就業規則には、副業に関するルールが明記されていることが多く、副業自体が禁止されている場合もあります。副業OKの会社で副業するのと副業禁止の会社で隠れながら副業するのとでは、あらゆる面が変わってきます。就業規則はまず最初に確認するようにしましょう。
ただし、副業が認められている場合でも、就業規則には以下のようなルールが設けられていることが多いです。
- 副業は本業に支障が出ないように行うこと
- 本業と競合する業務を行わないこと
- 本業と時間が重ならないように副業のスケジュールを調整すること
副業が認められているのなら、ルールを守ったうえで堂々と副業するのがおすすめです。
もしも副業禁止を破っていることがバレてしまったら・・・ 懲戒解雇もあり得る!?
副業禁止の就業規定があるにもかかわらず無断で副業をしていた場合、バレてしまうと懲戒解雇の可能性もあるため、十分に注意しましょう。
万が一職場にダブルワークがバレてしまった場合は、まずは素直に報告・謝罪することが重要です。本業をあくまで優先していることを伝えるとともに、なぜ副業が必要だったのか理由を正直に説明しましょう。収入面など致し方ない理由があれば軽度な処分のみで見逃してもらえる場合もありますし、時には副業の許可が得られることもあります。ウソはつかず、誠意を見せることが大切です。
③ 本業に支障をきたさない ──「安定」があるからこそ安全に副業で稼げる!
副業をすることで、本業に支障が出てしまう恐れがありますが、それは絶対にやめましょう。副業はあくまでも「サブの収入源」ですから、副業のせいで本業に支障をきたしてしまっては本末転倒です。副業は、本業という基盤があるからこそ安心して行える未来投資ですので、副業するならまずは本業を大事にすることが大切なのです。
④ 副業を始めたら確定申告する ── 本業にバレないためにも大切
副業を始めたら、必ず確定申告を行いましょう。確定申告は、会社に副業がバレないようにするためにも大切なことなんです。なぜなら、気をつけないと住民税をきっかけに副収入が会社にバレてしまうかも知れないからです!
単に会社員として働いているだけであれば、自分で確定申告をしなくても税金に関することは会社や税務署が全部代わりにやってくれます。その中でも住民税は、あなたの所得をもとに税務署が金額を算出して、会社に請求を出しています。そして会社が給料から天引きする形で社員から徴収し、代わりに納税しているのです。
【ポイント】もし副業をする場合、あなたの所得が会社からの給料額よりも増えていることになるため、住民税の通知書を通して会社にバレる可能性があります。でも、個人事業主やフリーランス、投資家として副業をしている場合なら、確定申告して住民税の「普通徴収」を選んでおけば、住民税から会社に副業がバレることを未然に防ぐことができます。
住民税の「普通徴収」を選ぶ場合、会社からの給料(給与所得)によって発生する住民税はこれまで通り会社を通じて天引きされるのですが、給与所得以外の所得から発生する分の住民税だけ自分で納めに行くことになります。これなら会社にバレることはないわけです。
⑤ 副業の収益化を急がない ── 長期視点で「スキル磨き」や「積み重ね」を重視する
そして副業を始めるうえで最も大切な心構えは、収益化を急がないことことです。何度も説明した通り、副業は未来投資です。まずは稼ぐことよりも「スキル磨き」や「実績の積み重ね」を重視しましょう。
急いで収益化を目指せば無理をして本業に支障をきたしてしまう恐れもありますし、スキル不足のままで事業を行って手痛い失敗をしてしまう可能性もあります。
副業は自分自身の成長や自己実現のための投資と思って、長い目で見て育てていくつもりで臨みましょう。
【まとめ】誰でも稼げるおすすめ副業なんてない ── 自分に合った副業で戦略的に未来を広げよう!
副業選びでは単に人気ランキング上位の「稼げる副業」を選ぶのではなく、自分の「興味」や「強み」とマッチしていて、十分な「需要」があるものを選ぶことが大切です。また、副業を「自分の未来のための投資」と捉え、リスクは取らずに長期的な目線で育てていくことが結果的に「稼げる副業」を作り出すのです。
この記事では、副業についてのさまざまなアイデアや戦略、注意点について紹介しました。副業を通じて、自分の未来を広げていきましょう!
戦略的な副業には「マーケティング」を学ぶのがおすすめ!
この記事では副業を成功させるための戦略や考え方を解説しましたが、その基礎にあるのは「マーケティング」です。マーケティングとは、商品やサービスをどのようにして人々に知ってもらい、購入してもらうかを考えることです。今回の記事で出てきた
- 需要がある分野を狙う
- 差別化して付加価値を生み出す
などと言った考え方は、マーケティングを学んでいれば自然と出てくる発想です。また、マーケティングについて知ることは、副業を成功させるうえでもとても役に立つことなのです!
このブログでは、副業や仕事術、マーケティングなどといった稼げるビジネスパーソンのためになる情報をたくさん発信しています。ぜひ他の記事も読んでみてください!
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