コロナ禍によるリモートワークの普及や働き方改革による副業解禁の動きなどもあり、在宅でできる副業に興味を持っている人が増えています。「副業でWebデザインとかやってみたいな」という人も多いのではないでしょうか?
ただ、「Webデザインにはセンスや才能が必要! 未経験者がチャレンジするにはハードルが高い!」 そんなイメージがあるかも知れません。実際のところ、Webデザイナーの副業は未経験からでも可能なのでしょうか?
【ポイント】結論、経験やセンスがない方でもWebデザインの副業で稼ぐことは可能です。副業Webデザイナーに求められるのは、センスや才能ではなく「デザインの基本的な原則の理解」と「デザインソフトを使いこなせるスキル」だけです。これだけなら独学でも十分に習得可能なので、誰でも副業Webデザイナーになることはできるのです!
ただし、Webデザイナーはライバルが多く、未経験者は仕事が取れないと言われたりもします。しかし、やり方次第では数万円〜5万円程度の副収入は決して無理な金額ではありません。
今回の記事では、そんな未経験から副業Webデザイナーを目指す人にとって必要なスキルや、仕事の取り方などについて解説していきます!
- これから副業でWebデザイナーにチャレンジしてみたい
- Webデザインの副業の現状を知りたい
- Webデザイン未経験者が身につけるべきスキルを知りたい
これらに当てはまる人はぜひ参考にしてください!
最大手美容室チェーンで売上.指名共に1位を獲得し独立するものの猛烈な赤字でスタート。マーケティングを学び駆使した後、圧倒的な黒字化の仕組みを構築。サロン経営者にコンテンツセールスやコンサルをスタート。3年で複業月収8桁を達成。600名以上が登録する無料オンラインサロン(MAKE TIME)や、”ロイヤル顧客リピートで満席の仕組み”を構築できる実践型のオンラインサロンを運営。コンサルタントとして50件以上のサロンを年商800万~3000万以上UPさせた実績を持つ。現在ではサロンのロイヤルリピート経営の仕組み化や、複業のサポートコンサルを継続中。
【やり方次第! 】Webデザイン未経験でも月数万円程度の副業収入は得られる!
Webデザインは華々しいイメージもあり、職業としても副業でも人気のある仕事です。ただ、Google検索やYouTubeでWebデザインの副業について調べてみると、
「Webデザインはオワコン」
「Webデザイナーは飽和状態で仕事がない」
などの声も多いです。「Webデザインを勉強しても稼げないんじゃないのか?」と不安になってはいないでしょうか?
確かにWebに関連する仕事の需要が増えると共に、Web関連の仕事をする人も増えています。さらに「Canva」など初心者でも使えるWebデザインツールが出来ているため、デザインをプロに発注しないという人も少なくありません。
しかし、便利なデザインツールがあっても外部に発注した方が作業効率が良いと考える人も多くいるのも事実です。実際、Web上で仕事を仲介するクラウドソーシングサイト「Lancers」では、2022年12月時点で5,300件を超えるWebデザインやWeb制作に関連する仕事の発注があります。
さらに、「ココナラ」のように自分のスキルを売るプラットフォームができています。ココナラのようなプラットフォームを活用すれば、初心者Webデザイナーでも作品を販売する機会が作れるので、収入を得ながら経験を積むことができます。
基礎さえきちんと身につければ、今からでもWebデザイナーとして稼ぐことは十分可能なのです!
Web業界は伸びている市場で初心者OKの仕事も豊富!
Web業界は伸びている業種で、これからもまだ伸び続けると言われています。今までは大企業やある程度の予算がある会社しか外注しなかったWebデザインの仕事も、ECショップなどWebサイトの浸透で個人や小さい企業からの需要も高まっているからです。
そのため、Webデザインに関わる仕事が増えて、初心者でも挑戦しやすく取りやすい「初心者OK」の案件も増えてきています。
もちろん、同じような初心者Webデザイナーがライバルとしてたくさんいるのも事実です。しかし副業Webデザイナーの場合、収入は本業で保証されているため、最初のうちは報酬を二の次にして実績を積み上げることに集中できます。
実績がないうちは案件に応募しても通らない日々が続くかもしれませんが、焦らずに少しずつステップアップしながら実績をつみあげていきましょう。
(こちらもおすすめ)Webデザインが未経験でも月5~10万円の副業収入が得られるようになるためのステップ! (※近日公開予定)
ロゴ制作など小さな案件をスキマ時間でこなしていける
ひと口に「Webデザインの副業」と言っても、その内容にはかなりの幅があります。Webサイトを一から制作するような大きな案件もあれば、広告バナー(広告用の画像)やYouTube動画のサムネイルを作る程度の小さい案件もあります。
【ポイント】未経験から副業としてWebデザインを始めるなら、はじめのうちは単価は安めでも小さく始められる広告バナー作成、サムネイル作成、ロゴデザインなどから検討するのがおすすめです。
企業のホームページ制作のような案件では、1本の納品で10万円以上の大きな収入が得られるのが一般的ですが、完成までに2か月以上を要する大きな案件も多いです。当然作業工程が多くてさまざまなスキルを求められますし、クライアントと小まめに連絡を取り合う必要もあります。また、急な修正対応に追われてしまうことだってあります。そのため、本業との調整が大変なので、初心者の副業には向いていないのです。
それに、1本単価が高い案件はベテランWebデザイナーもライバルとなり、獲得するのは容易ではありません。初心者のうちは、作業工程が少なめで取り組みやすいロゴ制作などをコツコツとこなしていくことをおすすめします。
Webデザインの資格は不要! ただスキルと基礎知識の勉強は必須!!
国家資格のウェブデザイン技能検定やアドビ認定エキスパートなど、Webデザインに関係する資格はたくさんあります。しかし、Web業界に浸透している資格はないので、〇〇の資格を持ってないとWebデザインの仕事ができない、仕事が受注できないということはありません。今活躍しているWebデザイナーも関連資格を持ってない人もたくさんいます。
【ポイント】資格よりも大切なのが、求められるWebデザインを作り上げるために必要なスキルや知識です。まずはWebデザイン初心者でも習得しやすいスキルと、習得するべき必須知識を押さえておきましょう!
もちろん、資格を取るデメリットは費用面や勉強時間くらいしかありませんので、興味のある方は取得を目指しても構いません。案件に応募するときも、ないよりはあった方がプラスに働いてくれるでしょう。
ただし、資格の有無よりも実績やポートフォリオ(作品集)の方が遥かに評価される業界ですので、それは理解したうえで資格取得を目指すかどうか判断しましょう!
未経験者が副業でWebデザインをする際に必要な最低限のスキルは3つ!
Webデザイナーになるのに資格は必要ありません。必要なのは、目的のWebデザインを作るために使うデザインソフトを扱うスキルや、デザインの基礎知識です。
どんなWebデザインの仕事をするかで使うデザインソフトは違うため、まずは自分が取りたい仕事を決めて必要なスキルを洗い出しましょう。
Webデザインに関係するスキルは多岐に渡るため、全部理解するには費用も時間もかかりすぎます。最低限のスキルだけ身につけたら、あとは経験を積みながら必要なスキルを追加で身につけていく方法をおすすめします。
【Webデザインに必要なスキル①】IllustratorやPhotoshopなどAdobeソフトのスキル
Webデザイナーの仕事は、街中にあるポスターやチラシなどの印刷物系のデザインや、ネット検索した際に出てくるECサイトや企業のホームページの制作が主なものになります。
ポスターやチラシ、ネットで出てくるLP(ランディングページ = 通販商品の購入ページ)、バナー(=通販ページなどへ誘導するための広告画像)などの制作には「Illustrator(イラストレーター)」や「Photoshop(フォトショップ)」というデザインソフトが必須です。
Illustratorは、拡大しても画像が粗くならず、一度作ったデザインの編集や使い回しがしやすい「ベクター」という形式のソフトで、データが軽いのが特徴です。Illustratorでは名前の通り、イラストを書いたり、ロゴやアイコンの作成をしたりします。画像をトリミングしてレイアウトするのもIllustratorを使用します。
一方、Photoshopは写真の色合いを調整する際や、背景の不要な部分を削除するなどの写真加工を主に行います。こちらは「ビットマップデータ」という形式で、ピクセルという小さな正方形の集合体でできています。Webデザイナーは撮った写真をそのまま使用することはほとんどありません。作り上げるWebデザインに合わせて加工してから使用するので、Photoshopは必須のデザインソフトです。
Webデザインの仕事をするなら、どちらのソフトも最低限の知識は身につけ、使い分けながら案件に取り組めるようにしましょう。
【Webデザインに必要なスキル②】デザインの基礎知識
どんなものでも基礎があるように、Webデザインにも基礎があります。「デザイン=センスがある人」と思われがちですが、仮にどんなにセンスがあろうとも、まずはデザインの基礎や原則を理解するのが大切です。
【ポイント】逆に、ずば抜けたデザインセンスがなくとも「デザインの基本原則や色の原則」などを理解すればWebデザイナーとして通用します。もちろんセンスがあるに越したことはないですが、それよりも基本原則をいかにしっかりと理解して、実践に取り入れられるかが重要ポイントになるのです。
デザインの基本原則を勉強するのにおすすめの本は、
の3冊です! どの本もデザインの基本原則や基礎を学べる良書で、現在Webデザイナーとして活躍している人たちも推薦しています。
(おすすめ本についての詳細はこちら)【初心者必見! 】Webデザイン未経験者向けの独学術! 初学者が押さえるべきポイントと挫けないための方法(※近日公開予定)
【Webデザインに必要なスキル③】コーディングに必要なHTMLやCSSのスキル
Webデザイン未経験者は、比較的スキルを習得しやすいPhotoshopやIllustratorから始めて、ロゴデザインやポスター制作、バナー作成などからチャレンジするのがおすすめです。しかし単価が低めなうえにライバルが多いのも事実です。
習得まで少し時間がかかっても単価の高い案件で稼いでいきたいなら、HTMLやCSS のスキルを習得しましょう。
【ポイント】HTML・CSSとは、作ったデザインをWebサイトに反映するために必要なコンピューター言語です。HTMLは「ページの構造を組み立てる」、CSSは「ページ内の背景色や文字色、フォントの種類などデザイン面を指定する」ことを目的としています。
これらの言語を理解してWeb制作ができれば、受注できる案件の幅も広がり報酬の交渉もしやすくなるので、Webサイト制作に取り組んでみたい方は積極的に勉強していきましょう。
プログラマーほど言語に詳しくなる必要はありませんが、Web制作で勝負していくならHTMLとCSSのスキルはある程度身に付けておきましょう!
逆に、ロゴデザインやポスター制作などをメインに活動するつもりならこれらの勉強は不要です。やりたいことを踏まえて、計画的に必要なスキルを身につけていきましょう!
Webデザイン未経験者でもまずは独学からスタートでOK!!
Webデザインの勉強は独学でも可能です。副業ブームの後押しもあって、Webデザインを学ぶための関連本や動画なども豊富になってきています。デザインスクールに通うとなると何十万円もの費用が必要です。一方で独学であれば、数冊の本と無料動画サイトなど少ない初期費用で始められます。
Webデザインの勉強は独学でもOK! 挫折しない仕組み作りがキーポイント
未経験から独学でWebデザインを勉強し、Webデザイナーとして稼ぐことは可能です。実際、僕の身近でも本や動画サイトを活用しながらWebデザインのスキルや知識を身に付けて、現在プロとして活躍している人がたくさんいます。
独学が難しいと言われるのは、挫けるポイントをいかに乗り越えられるかだと思います。
- 本や動画では理解できないポイントがあったとき
- モチベーションが下がったとき
- 仕事が思うように受注できないとき
ほかにも挫折してしまうきっかけはたくさんあります。困ったときに聞ける環境や一緒にWebデザインを学習する仲間を作っておくことが大切です。
SNSやオンラインサロンなどで先輩Webデザイナーと繋がって、挫けずに勉強を続けるノウハウなんかを聞いておくのも良い方法ですね!
独学でやってみてうまくいかないようならスクールに通うのでも遅くない!
Webデザインのスキルや知識は独学で習得可能と言っても、やはり向き不向きがあります。
コツコツとひとりで頑張れる人や、さまざまな誘惑に打ち勝てる人は独学に向いています。しかし、勉強をしないといけない環境でないと継続できない人は、スクールを利用する方が良いかもしれません。
しかし、サポートが手厚いなど質の高いデザインスクールに通おうとすると、費用も高くなります。独学ではしんどいけど、スクールに高い費用を出すほど余裕はないという人は、オンライン型の授業や月額費用が安めなProgateやUdemyがおすすめです。ただ、個別のサポートについては物足りなさを感じるかもしれません。そんなときは「Tech Teacher」のような単発の個別レッスンを活用しましょう!
副業Webデザイナーが仕事を取る方法とは?
Webデザインの基本的なスキルと知識が身に付いたら、あとは実践のみです!
ここでは、副業Webデザイナーが仕事を受注する手段を3つ紹介していきます。Webデザイン未経験で勉強を終えた段階では実績がないため、まずはポートフォリオ(=作品事例集)を作って自分のスキルを証明する必要があります。
※ ポートフォリオ = 自分が作った作品集のようなもの。過去の仕事の中で、公開許可が取れている作品であったり、個人で制作した作品だったりをWeb上または紙面でまとめておく。ポートフォリオがあれば、営業をかけるときに、自分のスキルを証明できるので、仕事が取りやすくなる。
ポートフォリオ作成に関してはこの記事でも少し触れていますが、詳しくは別記事で解説しています。ぜひ以下の記事も参考にしてみてください!
(関連記事)Webデザインが未経験でも月5〜10万円の副業収入が得られるようになるためのステップ! (※近日公開予定)
【仕事の取り方①】初心者OKの案件が豊富な「クラウドソーシングサービス」
クラウドソーシングサイトとは、仕事を頼みたい人と受けたい人のマッチングサイトです。豊富な案件の中から自分の好きな案件を選んで応募します。応募者の中から選ばれれば、晴れて案件獲得となります。初心者でも受注しやすい案件が多いのも特徴です。
クラウドソーシング最大のメリットは、仮払い制度です。仕事を発注する「クライアント」はワーカー(今回の場合はWebデザイナー)に仕事を始めてもらう前に、仲介業者(クラウドソーシング)へ報酬料を納めなくてはなりません。その仮払い制度があることで、商品を納品したのに支払いをしてもらえない「未払い」の心配がなくなるのです。
一方で、仲介の手数料を20%程度の手数料を支払わなくてはならないという「デメリット」があります。20%という手数料は高く感じるかもしれません。しかし、クラウドソーシングは初心者でも案件が取りやすいシステムが整っています。実績を作るのにも便利なプラットフォームなので、他で案件を受注できるようになるまでは活用してみてください!
【仕事の取り方②】SNSや求人サイト経由で「直接契約」
手数料がかからずしっかり稼ぎたい人におすすめなのが「直接契約」です。
デザイン系の仕事はインスタグラムを活用している人が多いですが、人によって使うSNSは違うため、さまざまなSNSの活用がおすすめです。ハッシュタグをつけて作った作品をアップすれば見つけて貰いやすくなります。
ほかにも、「Indeed」などの求人サイトでもさまざまなWebデザインの仕事を見つけることができます。
SNSや求人サイトの場合はクラウドソーシングのような仲介サービスがないので、クライアント探しから契約、請求書の発行まですべて自分でしなくてはなりません。しかし仲介手数料が取られないので、収入面ではかなり有利です。
【ポイント】YouTubeのサムネイル作成や、ブログやSNSなどで使用する図解画像などの制作案件など、個人の依頼主さんによる案件はSNSでの募集も多く見られます。このような案件は単価は安めな場合が多いですが取り組みやすいものが多いため、そのような案件をお探しなら、Twitter等で検索してみるといいでしょう!
一方で、企業のロゴデザインやホームページ制作などは求人サイトなどで探す方が見つかりやすいです。競合が多くなるので、ある程度ポートフォリオを充実したうえで応募できるといいですね!
【仕事の取り方③】知り合いに仕事を紹介してもらう
実績がない初心者のうちは、クラウドソーシングでもSNSでも仕事を受注できる確率が低いです。そこでまず実績作りのためにおすすめなのが、知り合いや友人に無料や低価格でバナーや印刷物系のデザインをさせてもらう方法です。
たとえば無料で作る代わりに、ポートフォリオに載せる許可を貰えれば、次の仕事へと繋がります。そのように初心者のうちは報酬だけではなく、見せられる実績を作っていくのも大切です。ポートフォリオが作れたら、企業や個人店に対して直営業をかけやすくなります。
副業におすすめのWebデザインの仕事とは?
案件を取っていく際にいきなり高レベルのものはおすすめしません。まずは自分が習得したスキル内でできるものや、制作にそれほど時間がかからないものからチャレンジしていきましょう。
今回はWeb系の中から、Webデザイン初心者が副業でチャレンジしやすい3つと、
- ロゴ制作
- LP制作
- バナー制作
少しレベルが高いけどチャレンジしたい人向けの1つ、
- Webサイトデザイン
を紹介します!
①ロゴ制作
ロゴとは、会社の理念や製品を文字やイラストを用いて視覚化したものです。
ロゴ制作として発注があることが多いですが、正確には文字を装飾した「ロゴタイプ」、イラストで図案化した「シンボルマーク」、ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせた「ロゴマーク」と分けて考えられることが主流です。
いずれもIllustratorを用いて制作されますが、WebデザイナーによってはPhotoshopを活用する人もいます。
ロゴ制作を専門で請け負っている会社では2〜3週間程度で請け負っており、クラウドソーシングでも2週間程度の期間で依頼がある場合が多いです。
クラウドソーシングに依頼のあるロゴ制作案件はコンペ形式が多く、制作してコンペに応募したものが採用されれば報酬を貰えます。報酬額は30,000円前後で、中には80,000円ほどの高報酬のものもあります。
②LP(ランディングページ)制作
LP(ランディングページ)とは、申込みや問い合わせなどユーザーにアクションを起こさせるためのWeb広告を指します。簡単にいえば、通販商品の商品説明&購入ページのことです。
商品やサービスの紹介を文章で丁寧に説明するホームページと違って、1枚のLPで商品やサービスの魅力を伝えて購買へ繋げるのが目的です。写真や文字、イラストを使って目を引くLPに仕上げることが求められます。LP制作には、IllustratorとPhotoshopどちらも必要です。
通常LP制作は1か月程度の期間で請け負う会社が多く、クラウドソーシングでも同じく1か月程度の期間で納期設定がされています。
報酬は20,000〜50,000円ほどと幅広く、コーディングが出来れば10万円を超える案件も狙えます。(※クラウドソーシングの場合)
③バナー制作
バナーとは、Webで商品や店を検索したときにWebサイト上に出る広告画像のことを指します。
写真と文字、イラストで構成されていて、LPと比べてシンプルなデザインのものが多いです。LPのように即購買へ繋げるのではなく、バナーをクリックさせてその先の商品やサービス紹介ページへ誘導するのが目的です。
バナー制作は1時間程度が一般的と言われていますが、クラウドソーシングでは1〜2週間程度の期間で依頼されている案件が多く見られます。報酬は1〜2万円程度です。
バナーはシンプルな作りのため、今回紹介しているおすすめの仕事4つの中でも、Webデザイン初心者がチャレンジしやすい案件と言えるでしょう。
④Webサイトデザイン
Webサイトデザインは、見た目の良さと機能性を考慮し、文字のバランスや装飾を調整する仕事です。ほかの案件より、クライアントから企画やコンセプトを聞き取ることが重要になります。
一からサイト設計をしていくのはWebデザイン初心者にとってはハードルが高く、おすすめしません。サイトのリニューアルやトップページのみなど単体での依頼もあるため、そのような簡単な案件からチャレンジしていきましょう。
サイト全体の制作を行う場合は3〜4か月は平均的な制作期間と言われていますが、サイトのリニューアルは1か月の納期で依頼されることもあります。
報酬の平均相場はサイト全体を請け負う場合は20〜30万円程度、1ページの場合は1万円前後〜数万円です。
副業でWebデザイナーをする場合に注意すべきこと
副業でWebデザイナーをする場合、気を付けるべきことがいくつかあります。
中でも以下の点には特に気を付けましょう!
① 副業での年間収入が20万円を超えたら「確定申告」
年間収入が20万円を超えたら、確定申告をして住民税を納めなくてはなりません。もし会社へ内緒で副業をしているなら、普通徴収(自分で納める)をチェックするのを忘れないようにしましょう!
② 本業に影響を及ぼさないように注意!
たとえ、副業OKの場合でも睡眠不足や業務中に副業に関わることをすれば、副業を禁止されてしまう可能性もあります。それに本業収入があってこその副業です。本業と副業の線引きをして無理のない範囲で行いましょう。
③ 著作権を侵害しないように注意!!
故意でなくとも無許可で他人や他社のデザインを使用した場合、著作権違反と判断されれば訴訟問題になりかねません。どこからどこまでがOKで、どこからが著作権違反になるのかも勉強しておきましょう。
Webデザイナーはオワコンじゃない! 副業でこそチャレンジすべき!
「Webデザイナーはオワコン」などと言われることもありますが、ここまで解説してきた通り、決してそんなことはありません!
確かに在宅でできる副業やフリーランスとして人気が高まり、Webデザイナーが飽和状態になりつつあるのも事実です。しかしWeb業界はまだまだ成長を続けていて、特にWebデザインは外注しやすい仕事のため需要も十分にあります。
【ポイント】どの業界でも言えることですが、ライバルから仕事を勝ち取るためには「差別化」することが大切です。
「クライアントにどのような付加価値を提供できるのか? 」
初心者のうちは難しい課題かもしれませんが、常にクライアント目線やユーザー目線を忘れずに、作品作りをしていくように心がけましょう。またそれに答えられるようなマルチスキルを持つのも必要です。
とは言え、いきなりフリーランスになってWebデザイナーだけで生きていくのはリスクが高く危険です。収入面は本業に頼って、まずは副業でWebデザイナーとして活動することをおすすめします。
【まとめ】Webデザイナーは副業におすすめ! 目標を決めて小さな案件からチャレンジしていこう!!
一見ハードルが高そうなWebデザインですが、基礎や必要なスキルを身につければ、未経験からでも稼げます。
- どんなWebデザインの仕事をするのか決める
- そのデザインをするのに必要なスキルを優先して勉強する
- 無理のないレベルの案件からチャレンジする
- すぐに大きく稼ごうとしない
遠回りをせず、でも焦らずに勉強とチャレンジをしていくのが大切です。
副業でWebデザイナーをした場合の収入や、Webデザインの独学については別記事で詳しく解説しています。今回の記事を読んで「デザイン未経験だけど、やってみようかな」と興味が出た人は良かったら読んでみてください!
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(こちらもおすすめ)【初心者必見! 】Webデザイン未経験者向けの独学術! 初学者が押さえるべきポイントと挫けないための方法(※ 近日公開予定)
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