インターネット環境とパソコンがあればすぐにできる「Webライター」。手軽に始められそうなイメージや「完全在宅でもできる」「いつでもどこでも作業ができる」といったメリットから、多くの人が注目する職業のひとつです。実際、 PLAN-Bによる「令和時代の大人のなりたい職業ランキング」アンケート調査では、なんと医者や公務員を押さえてWebライターが1位を獲得しています。
けれど、実際にWebライターをやってみた人からは「キツい」「つらい」「稼げない」といった声も少なくありません。実際のところ、Webライターの仕事ってキツいのでしょうか? 「Webライターの実情」をリアルに解説します!
最大手美容室チェーンで売上.指名共に1位を獲得し独立するものの猛烈な赤字でスタート。マーケティングを学び駆使した後、圧倒的な黒字化の仕組みを構築。サロン経営者にコンテンツセールスやコンサルをスタート。3年で複業月収8桁を達成。600名以上が登録する無料オンラインサロン(MAKE TIME)や、”ロイヤル顧客リピートで満席の仕組み”を構築できる実践型のオンラインサロンを運営。コンサルタントとして50件以上のサロンを年商800万~3000万以上UPさせた実績を持つ。現在ではサロンのロイヤルリピート経営の仕組み化や、複業のサポートコンサルを継続中。
Webライターの仕事は思ったよりキツい!? 初心者が「つらい」と感じる7つの理由
Webライターとして経験のある知人4名に意見を聞いたところ、満場一致で「結構キツいことも多いし大変な仕事」「特に初心者時代はキツい」と言ってました。Webライターが多いTwitter内でライター界隈の話を覗いてみても、専業・副業問わずほとんどの人が「楽な仕事じゃない」と言っています。
【ポイント】しかし、大変だとは言いつつも、ちゃんと稼げるようになった人たちはなんだかんだ楽しみながら誇りを持って仕事をしているようにも見えます。ぼくの知人たちもそうです。
では、Webライターとして活躍する友人達は、どうやって「キツかった初心者時代」を乗り越えていったのでしょうか? まずは「キツい理由」を1つ1つの原因に分けて理解し、それらの解決策をご紹介していきます。
【理由①】初心者・未経験では全然稼げない
Webライターの仕事は案件によって報酬の差が非常に大きく、初心者歓迎の仕事はかなり低単価に設定されていることが多いです。そのため、始めたての頃はどうしても稼げない人が多いのです。
【ポイント】なかには3,000〜4,000文字程度で1記事5万円以上といった高単価な仕事もある一方、文字単価0.1円以下(つまり、10,000文字も書いてやっと1,000円!)という超低単価案件もあります。
このような初心者向け案件は誰でも簡単に受注できるので初心者でも気軽に挑戦できますが、このような仕事をいくらやったところで大したスキルアップもできず、いつになっても稼げるようにはならないのです!
だからと言ってもっと単価の良い案件にチャレンジしても、初心者ではなかなか応募が通らないことも「キツい」と感じる理由のひとつです。単価が良い案件ほど多くの募集が集まりますので、どうしても自分よりも経験豊富な人と比較され初心者ライターはなかなか受注できないのです。
このような理由から、ある程度実績を重ねるまでは労力と報酬が見合わないことが多いです。「1文字1円」程度の継続案件を獲得できるようになってくればだんだん「アルバイトと同等かそれ以上」の時給単価になり、自信を持てるようになります。しかし、そこに至るまでは「キツい」「つらい」と感じてしまうのです。
【理由②】1記事書くにもめちゃくちゃ時間が掛かる
Webライターの主な仕事は文章を書くことです。作業ボリュームは1,000〜2,000文字程度のものもありますが、5,000文字を超えるような案件が想像以上に多いです。そのため、慣れない初心者だと1記事書き上げるにもかなりの時間がかかってしまうのです。
さらに、記事を書くために調べることが多いのも時間が掛かる理由のひとつです。もともと知識のある分野ならまだしも、知らない分野の案件を受ければイチからリサーチしなければなりません。ネットには真偽不明な情報も多いため、ファクトチェック(正確性の確認)に時間がかかってしまうことも多いものです。このように、初心者が記事を書くのは予想以上の時間が掛かるのです!
そして、Webライターは「時給」ではなく「文字単価」や「記事単価」での成果報酬型の契約です。したがって、時給換算で考えると時間がかかればかかっただけ損することになります。そのため、「こんなに時間かかったのに、これしか稼げないの……?」ということも初心者ライターにはありがちなのです。
【理由③】まったく興味のない記事を任されることもある
初心者Webライターは実績がないため、なかなか仕事を選べないものです。少しでも単価の良い案件を取ろうとすれば、結果的に興味のない分野に当たってしまうこともあります。
興味のない分野だとリサーチが余計につらく感じますし、何よりも仕事に取り掛かるまでが憂鬱になってしまいます。たとえば、アニメやゲームが好きな人がWebライターとして働こうと思っても、興味や知識のない水道工事に関する案件を受けることだってあります。これだとモチベーションが上がらないのも理解できますよね。
ライターを志す人には「文章を書くのが好き!」という人が多いですが、流石にこのようにまったく興味の持てない内容ばかりを書いていたら嫌になってしまう気持ちもわかりますよね。いち早く「仕事を選べるライター」になるための戦略が重要です。
【理由④】大量の修正依頼にヘコむ
Webライターの仕事には「メディア編集者」や「ディレクター」「校正・校閲担当」と呼ばれる人が上司のようなポジションで入り、納品した記事をチェックします。すると、多くの場合、
- 文章がおかしい
- メディアの文体(トンマナ)と合っていない
- この情報のソースはある?(=正確性を担保してくれる情報元は?)
といった指摘が入り、「修正依頼」として戻されるのです。
【ポイント】ベテランライターだと一発OKや数カ所の微調整のみということもありますが、初心者の頃は何十箇所、何百箇所の指摘や修正依頼が入ることもあります。指摘で真っ赤になった原稿をみて、やる気がなくなってしまう人も多いのです。
Webライターとして働こうと思った人は、多少なりとも自分の書く文章に自信を持っているものです。その自信が厳しい修正依頼、フィードバックによって打ち砕かれてしまうのです。
もちろん、優しく丁寧に指導してくれるクライアントに当たれば、修正内容の意味も理解しやすくて「一緒に頑張りたい!」と思えるものです。しかし、「質より量」で仕事をしている低単価案件の場合はろくに教えてくれないのは当たり前で、それどころか雑な扱いをされることすらあります。そんな担当者に当たったときは、ライターという仕事が嫌になってしまうのもわかりますよね。
【理由⑤】人によって意見が違くてわからない
Webライティングには絶対的な正解がないため、メディアの方針やクライアントの考え方によって、指摘されることが異なる場合が多いのも難しい点です。
案件ごとに意見が違うのは日常茶飯事で、それどころかひとつの案件の中でもディレクターのAさんから「Webライターそれぞれの主観で記事にして」と指示があったのに、校閲担当のBさんからは「すでに検索上位に上がっている記事を参考にして書いて」と違ったことを言われることすらあります。
また、Twitterでいろんな先輩ライターさんとつながって勉強しようと思っても同様で、タイムラインにはWebライターそれぞれによって違った考え方が流れてきます。
たとえばAさんは「Webメディアでは句読点や改行をたくさん入れた方が読みやすい文章になる」と言っているのに、Bさんは「無駄に句読点や改行が多いと素人くさい文章になる。リズムが悪くて読みにくいし、信頼性も下がる」という意見をツイートしてる、などですね。
ちなみにこの例はどちらも正しくて、ターゲットとしている読者層などの「メディアの特色」によって最適な書き方は変わります。
このような人による意見の違いも、ライターとして経験を積めば「こういう案件をしている人だからこんな意見しているんだ」とわかってきますが、最初のうちは何が正解で何が良くないのか判断が難しく、「自分ってWebライター向いてないのかな」と自信をなくしてしまうこともあるのです。
【理由⑥】自己管理が思っていたより遥かに大変
Webライターの仕事は納期さえ守っていれば「いつどこで仕事してもOK」というメリットがありますが、逆にそれがデメリットになる場合もあります。
仕事に取り掛かるのが億劫に感じて「まだ納期は先だしな……」とサボってしまい、納期ギリギリになって寝ずに書きあげる、なんて話もライター界隈ではあるあるです。そんな自己管理の甘さで納期を守れなくなってしまうと、契約を打ち切られてしまうことだってあります。
特に、育児や家事と両立しながらライターをやっている人や、本業が別にある副業ライターの場合はスケジュールが読みにくいですし、使える時間もそもそも少ないので自己管理がかなり大変です。自分を律する力が大切となります。
【理由⑦】不安や孤独に苛まれることも
初心者ライターに任される案件は、取材などはなしでひたすらパソコンと向き合うものが多いです。テキストチャットのみで仕事をもらい、自宅で必要な情報を本やパソコンでリサーチして、Word等で黙々と書き進めます。
このような仕事は、職場での人間関係に疲れて「人とのコミュニケーションが最小限で済む仕事をしたい」と考える人にはメリットですが、これがデメリットになる場合もあります。
わからないことがあっても気軽に質問しにくいですし、休憩時間におしゃべりしたり、何かあったときに悩みを相談したりできる同僚もいません。ひとり暮らしでWebライターをしていると、一日ひとことも言葉を発さないで終わるような日もたくさんあります。そんな、ひとりでパソコンと向き合い続けるばかりの仕事に孤独や不安を感じてしまう人も多いのです。
キツい初心者時代を乗り越えて「稼げるライター」になるには「専門性」がカギ!
このように、Webライターは始めたばかりの頃は大変なことも多いです。そんなつらい初心者時代を乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか?
【ポイント】結論、一番大事なのは稼げるようになって、自信をつけることです。これしかありません。
そして、稼げるライターになるための一番のポイントは「専門性」です。 専門分野(得意分野)をつくり、効率よく仕事をこなせるようになってくると、稼ぎも増えてきて自信も付いてくるのです!
「専門分野(得意分野)」があれば、執筆に要するリサーチ時間を大幅に短縮できます。さらには、他のライターよりも詳しく書けることで、単価の良い仕事を獲得しやすくなります。
専門分野をつくるには「自分の本職や持っている知識、過去の体験」などを活かすのが近道です。詳しい内容については以下の記事で紹介しているので、ぜひ目を通してみてください!
仕事の「仕組み化」や「効率アップ」も大事なポイント!
稼げるライターになるために重要なのは「専門性」だけではありません。たとえば「仕組み化」や「効率アップ」も大事な要素です。
具体的には「家族が起きる前に早起きして、毎朝1時間必ず執筆する」とか「会社にノートPCを持っていき、帰宅時にカフェに寄って1時間執筆してから帰る」といった「仕組み(マイルール)」を作るのです。そうすれば、集中しやすくなりますし、何よりも継続しやすくなります。
また、同じ分野をよく引き受けるなら資料として役立つ本を2,3冊買っておいたり、ネットの統計データをメモ帳アプリにまとめたりすると、執筆がスムーズになります。その他、パソコンの辞書登録機能をうまく使ったり、便利なツールを導入したりすることで効率化する方法もあります。
「仕組み」をうまく作り、作業の「効率アップ」を重視することで、限られた副業時間を有効に使うことができるのです!
Twitterなどで仲間をつくって楽しみながら続けるのもおすすめ!
黙々とパソコンに向き合うWebライターの仕事は孤独感を感じやすく、気軽に質問・相談できる人が周りにいないというのは、前述した通りです。始めたての頃は理想と現実の違いを知って落ち込んだり不安になったりすることも多く、ひとりで抱えているとストレスや孤独感が強くなってしまいます。
【ポイント】そういった初心者時代を乗り越えるためにも、Twitterなどで同じ初心者ライター仲間をつくるのがおすすめです。Twitterに悩みを投稿したり不安に感じていることを打ち明けたりすると、詳しい人が教えてくれることもありますし、励ましてもらえて前向きになれることもあります。積極的に先輩ライターや同期の初心者仲間と関わりを持つことが精神衛生的にもおすすめです!
ただし、Twitterにのめり込みすぎて仕事が疎かになったり、初心者をターゲットにした詐欺業者に引っかかったりしないように注意しましょう!
副業Webライターになってよかったことは? 慣れてくると感じる7つのメリット!
それでは逆に、Webライターの副業を始めて良かったことはどんなことがあるのでしょうか。先輩ライターさんたちに聞いたメリットを7つご紹介しましょう!
【メリット①】スピーディーに書けるようになればちゃんと稼げる!
Webライターを続けていくうちに、効率の良いリサーチの仕方や記事の書き方がわかってきます。ここまで来れば、あとは執筆スピードがついてくればそれなりに稼げるようになります。
【ポイント】文字単価1円の案件を獲得できたうえで1時間で平均2,000文字くらい書けるようになれば、リサーチ時間等を考えても平均で時給1,000円以上にはなってきます。だからまずは、スピーディーに書けるようになることが副業として稼ぐコツです。
時給換算で1,000円以上稼げるようになってしまえば、あとは働いたら働いただけ稼げるようになってきます。たとえば平日は毎日1時間ずつ、土日はどちらかの日の半日使って5時間ほど副業することにすれば月40時間ほど働けるので、これで月4万円以上稼げますね!
あとはライターとしてのスキルを向上させたり、専門性を磨いたりしていけば、単価が上がってもっと稼げるようになってきます。
【メリット②】文字単価2円以上の案件が取れるようになるとかなり稼げる!
WebライティングやSEOのスキル・知見が付いてきたり、詳しく書ける専門分野ができてきたりすると、文字単価2〜3円くらいの案件が獲得できるようになってきます。このくらいになれば脱初心者です。もう「稼げる副業ライター」と言って良いでしょう!
【ポイント】このくらいになると時給換算で2,000円以上になってきますし、月40時間程度の副業で10万円前後稼げます。ここからさらにスキルや専門性を磨いたり、あるいは「取材ライター」や「編集者」になったりすることで、さらに稼げるようになってきます。
このように、Webライターはスキルアップさえしていけばしっかり稼げる副業なのです!
【メリット③】色々なスキル・知識が身につく!
Webライターとして仕事をしていると、文章力や表現力、リサーチ力などが身についていきます。それだけではなく、フリーランスとしてクライアントと契約する働き方ですので、営業力も向上しますし、ビジネスマナーなどにも詳しくなります。さらに、SEOやWebライティング、WordPressの知識なども習得できます。
また、Webライターは執筆を担当した分野の知識もついてくるので、色々なことに詳しくなります。特定の分野の案件をたくさん受注して詳しくなったのなら、その分野の特化ブログを作ってブロガーとしても稼ぐことも狙えます。
Webライターとブログは相性が良く、Webライターとして学んだ知識を使ってブログを作れますし、逆にブログを通して学んだWordPressやHTML/CSSの知識がWebライターとしての専門性に繋がります。また、Webライターとして新たな案件を探すとき、ブログをポートフォリオ(実績)として使用することもできますね!
このように、さまざまな知識やスキルが身に付くWebライターは、自分の市場価値を高めて選択肢を広げられる副業なのです!
【メリット④】わかりやすい文章が書けるようになって、本業にも活きる!
Webライターの仕事は「読みやすくてわかりやすい文章」を書く能力が身に付きます。このスキルは本業にも活かすことが可能です!
たとえば要点を簡潔にまとめてメールしたり、ミーティング用の資料をわかりやすくまとめたり。あるいは、説得力や訴求力のあるプレゼン資料をつくることなどもできますね!
このように、Webライターとして養われた「伝える力」は本業の色々なことに役立ちます。これもまた副業Webライターのメリットですね。
【メリット⑤】在宅で好きな時間に取り組める自由が最高!
完全在宅で取り組めるWebライターだからこそ、自宅にいながら好きな時間、好きなだけ取り組めます。毎朝1時間早起きして、平日はその1時間だけと決めて取り組むこともできますし、スキマ時間を活用して少しずつ進めることもできます。予定がない休日を丸々副業に当てることもできますね!
本業がうまくいかず、なかなか眠れない夜があっても、Webライターとして活動していれば、その時間を悩むだけの時間にせず、スキル向上、お金を得る時間にかえることができます。
このように、在宅で好きな時間に取り組める自由があるからこそ、どんな時間も有効に活用できるのがWebライターなのです!
【メリット⑥】良いクライアントに恵まれると成長が実感できて嬉しい!
良いクライアントに恵まれると、大きな成長が実感できるのもメリットのひとつです。どのような改善をすべきかピンポイントで指摘してくれたり、どうすることでより分かりやすい文章が書けるのか知識を共有してくれたりするため、Webライターとしてめまぐるしい成長を遂げることができます。つまり、良いクライアントに出会えれば、学びながらお金をもらうこともできるのです!
また、クライアントの人柄が良く、メディアの発信内容にも共感するものであれば、「メディアの発展に力添えしたい」という気持ちも生まれます。自分の仕事が「誰かの役に立っている」と充実感を味わうこともできますよ!
【メリット⑦】自分のスキルで「いつでも」「どこでも」稼げる自信がつく!
副業Webライターとして十分な稼ぎが得られるようになると、たとえ本業がうまくいっていなくても「いざとなれば、Webライターとして食っていける」という自信がつきます。Webライターはパソコンとネット環境さえあればどこでも仕事ができますし、書けば書いた分だけ稼ぐことができます。一旦スキルを身につけてしまえば、どんな状況でも働き生活することができるのです!
Webライターとして身についたスキルはやがて自信につながり、挑戦できる分野や可能性を広げてくれます。最初こそ苦難の道が続きますが、継続することで確実にスキルアップでき、あらゆる可能性を広げてくれるのがWebライターなのです!
【メリット⑧】本業や家族、友人とは違った「ライター同士の繋がり」が作れる
Webライターとは、実は気付かないだけで世界中にたくさんいます。そのなかでもWebライターが多く見つけられる空間が、Twitterです。TwitterでWebライター同士の繋がりを作っておくと、本業や家族、友人とは違った新しいコミュニティに所属できるので、現状よりも多くの人脈を広げられます。
Webライター用に開催されるさまざまなコミュニティに属すれば、Webライティングのスキルを学ぶこともできますし、情報共有の場所があることが楽しみにつながることもあります。
また、近年ではZoomでオンライン飲み会ができたり、知り合ったライター仲間から仕事を紹介してもらえたりするチャンスも転がっています! 幅広い繋がりが作りやすいのもWebライターの良いところと言えるでしょう。
Webライターが向いてるのはどんな人? 副業ライターをおすすめしたい人の特徴
ここまで読んで「Webライターやってみたいけど、簡単に稼げる副業ではないんだな」と思った方は多いかと思います。それでは、実際のところ、どんな人がライターとして稼いでいけるのでしょうか? 向いている人の特徴をご紹介いたします!
①【最重要!!】何かを調べたり勉強したりするのが好きな人
Webライターに最も重要なのが「何かを調べたり勉強したりするのが好き」ということです。Webライターの仕事はとにかく調べ物が多く、誤った情報を記事にしないよう、調べることが基本的な仕事になります。文章のうまさ以上に、記事の内容、情報、ソースを詳しく調べることが大切な仕事なのです。
冒頭でもお話ししたように、自分が知らないトピックを案件として受ける機会が多いのがWebライターです。だからこそ、本やインターネット、ときには取材などを通して調べて記事を書くことが重要になるのです。
また、知的好奇心が強くて「どんなことでも知らないことを知れるのは楽しい!」という人には非常に向いていると言えますね。
②【重要】人に何かを教えるのが上手い人、好きな人
Webライターの仕事は、何かをわかりやすく解説したり、商品の良さやお店の魅力を紹介したり、誰かのインタビューを伝わりやすいように文章に直したりするのが仕事です。どんな分野の記事であっても、とにかく「人にわかりやすく伝えること」が求められます。
「小説家のような美しい文章」を書く必要はありませんが、「わかりやすくて読みやすい文章」を書く能力が必須です。そのため、人に何かを教えるのが上手な人、もしくは人に何かを教える職業の人には向いている職種です。
③ 凝り性な人、何かのマニアな人
何かについて解説したり紹介したりすることが多いWebライターの仕事では、その分野に圧倒的な知識を持っていると非常に有利です。そのため、何かの「マニア」「オタク」という人はライターに向いているのです!
また、凝り性で1つのことに熱中できる人、徹底的に調べられる人も向いています。「なぜだろう」「どういう意味だろう」と徹底的にリサーチできるため、わかりやすく信頼性の高い記事が書けるのです!
④ 文章を書くのがキライじゃない人
Webライターが向いている人として前提にしておきたいのが「文章を書くのが好きな人」または、「好きではないけど書くことはできる」といった人です。「文章を書くのがキライ」な人には流石にライターには向いていません。
ただ、ぼくの知り合いのライターさんで、専業ライターとして活躍している方のひとりは、リサーチをもとに「どう説明したらわかりやすいだろう?」と考えて構成を作るのが好きだけど、文章を書くのはそんなに好きではない、と言っていました。
要するに、たとえ文章を書くこと自体が特別好きなわけじゃなくても「どうやったらこの問題を解決できるだろう」「どう説明すればわかりやすく伝えられるだろう」などと考えることが好きな人、得意な人であれば、ライターの仕事は向いているのです。
⑤ 基本的なPC操作ができる人
Webライターとしてこちらも当たり前な話になるのですが、パソコン操作があまりにも苦手だと厳しい場面もあります。タイピングができればなんとかWebライターとして働くことはできるものの、パソコン内にある「メモ帳」や「スニッピングツール(スクショ機能)」などを使う機会が多いため、基本的なパソコン操作ができる人が向いていると言えます。
パソコン操作に関しては高いスキルは必要ありませんが、WordやExcelなどのMicrosoft Officeくらいは普通程度に使える必要があります。また、タイピングの速さが収入に直結すると考えられることから、タイピングが遅い人は早くなるまで苦労する傾向にありますね。
その他、こんな人にもおすすめ!
ここまで紹介した人以外にも、以下のような人はWebライターに向いています!
- 人と話さなくて済む仕事がしたい人
- 朝早起きしたくない人
- 成長したい、スキルアップしたい人
- 将来独立してフリーランスになりたい人
- 将来時間と場所の自由を手にしたい人
Webライターの仕事はテキストチャットのみで完結するものも多く、人とのコミュニケーションを最小限に抑えることもできます。また、納期さえ守っていれば始業時間もありませんし、出勤場所もありません。このようなメリットを求める人にもWebライターはおすすめですね!
こんな人はやめとけ!副業Webライターは向いてない人の特徴
それでは逆に、Webライターに向いてない人にはどんな特徴があるのでしょうか。
①【最重要!!】楽に稼げそう、すぐに自由が手に入ると思ってる人
これはここまでに解説した通りですが、Webライターは「楽に稼げそう」とか「自由な生活ができそう」安易に考えている人には向きません。確かに、努力して稼げるようになった後にはある程度の自由や収入が手に入りますが、そこに行き着くためにはそれなりの努力が必要なのです!!
そもそも、完全在宅という恵まれた環境のなかで、未経験なのに楽に稼げる仕事なんてないです。そのことを理解したうえで、努力してでもしっかり稼げるようになりたい人にはWebライターをおすすめします。
②【重要】自己表現をしたい人
Webライターはクライアントが運営するメディアの目的や軸などに沿って、伝えたいことを伝えたい人に、正しくわかりやすく伝える仕事です。その中に自分の実体験や知識を活かすことはあっても、あくまで目的は「自己表現」ではなく「クライアントの目的を達成すること」なのです。
そのため、自己表現をしたい人や「自分らしい文章を書きたい」という気持ちが強い人はあまりライターには向きません。自己表現をしたいのであれば、WebライターではなくブロガーやYouTuber、ライバーなどを目指したほうがいいでしょう。
③【重要】何かを調べたり勉強したりするのが苦手(キライ)な人
Webライターが向いている人のなかで紹介したように、「何かを調べたり勉強したりするのが苦手(キライ)」な人は向いていません。なぜなら、リサーチこそがライターの仕事の基礎であり、避けて通ればクライアントや読者が求める記事を書けないからです。
【ポイント】Webメディアでは「根拠のある情報」を求められます。さまざまな本やデータを調べて、それをもとに記事を執筆する必要があります。たとえ経験談やエッセイであっても、自分の主張を裏付ける研究結果や著名人の意見があったほうが、より面白い文章になります。
また、文章の内容だけでなく競合のメディアがどんなことを書いているのか、SNSなどにはどんな悩みが書かれているのかなどをリサーチすることで、より読者に好まれる記事になります。
それに加え、Webライターとして成長するためには、SEOやWebライティングなどを学んでいく必要があります。向上心を持って取り組まないことには、単価アップは難しいです。
このように、ライターとして仕事をするうえで、リサーチや勉強は欠かせないため、そのようなことが嫌いならライターには向いてないでしょう。
その他、こんな人もやめた方がいいかも……
Webライターが向いていない人の特徴としては、以下のような人も該当します。
- 長文の読み書きが苦痛(苦手)
- 論理的な説明が苦手
- 飽きっぽい
- 身体を動かす仕事がしたい
- PC操作が苦手(キライ)
やはり、パソコンを使って文章を書く仕事である以上、それが苦手であったり嫌いであったりすれば、向いているとは言えません。もちろん、苦手なだけであれば努力でなんとかすることはできますが、他にもっと向いている副業を始めた方が早い場合もあります。自分の向き不向きをしっかり考えたうえで、どんな副業をするべきか考えてみるといいでしょう!
スキルゼロから副業で稼ぐならWebライターがかなりおすすめな理由
完全在宅で好きな時間に好きなだけ作業ができるWebライターだからこそ、副業にはおすすめな職種と言えます。なぜなら、このような理由があるからです!
- 戦略的にやれば未経験からのスタートでもしっかり稼げる!
- 初期投資がほとんど要らない!本やネットで十分独学できる!
- スキルや実績があれば時間単価よく稼げる!
- パソコンさえあれば完全在宅・スキマ時間だけでも仕事ができる!
- さまざまなスキル・知識が得られて将来に繋がる!
Webライターが副業としておすすめな理由については以下で詳しく見れるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください!
【まとめ】Webライターの最初はキツい。だけど見返りはかなり大きい!
Webライターの仕事は最初こそキツいものの、簡単に始められるといったメリットや、場所や時間を問わずに働けること、小さい子供を見ながら副業できるなどメリットの多い職種と言えます。また、継続してスキルアップできれば、しっかり稼げる仕事でもあります。
「つらい」「キツい」「しんどい」「やめたい」といった心理的状況だけにフォーカスするのではなく、それまでに得た知識や学びにフォーカスできれば、Webライターの本が出せるほどの知識量になっているはずです。割りの合わなさや不安などを感じることも始めは多いと思いますが、見返りは多い仕事ですので、やってみたい気持ちがある方はぜひチャレンジしてみると良いでしょう!!
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僕が運営しているオンラインサロン【BOB】(blue Ocean branding)コミュニティでは、
”ロイヤル顧客で満席の仕組み”を詰め込んだ『Ocean-factory』
を活用して、
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ロイヤルカスタマーで満席のサロン経営
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サロン経営でのAI活用法
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